☆2005年02月☆

0201 来週からは
 
今日歯医者で会計をし(ボンビーのくせに保険外診療だったりする、嫁入り前のオナゴですから)さて次回の予約はいつにしますか、と聞かれ

「何曜の何時でも構いません」

とかいう返事をし、あぁもう会社は行かないのですか?などという話になった。こんな風に「来週からは」とか「今週一杯で」とかいう出だしの会話も「先月いっぱいで」とか「2月で辞めたんです」なんていうようにあっという間に変わっていくのだなぁ・・・なんてまるで傍観者の気分。一方「仕事を辞めたらアレをしてコレをして・・・」なんて夢は広がりぼんやりとだがこれから先の予定は色々ある。大抵は今までしたかったのにできなかったこと(そんな大したことじゃないのがあたしらしいとこ)、そしてプーと言えば時間はあるからおきまりの"旅行"。私の場合の今までできなかったことってのはまず掃除(というか引越しの荷造り)、そして札幌を去る前に主婦してる友人らの御宅訪問、(主に無職同士で)平日のランチ、エステとまでは言わないが各種リラクゼーション(ムフ)で、旅行のほうは沖縄の方向で計画する予定でして。しばらくは日記のネタもありそうだが、今後は今までかなりのウェイトをしめていた"会社のできごと"というのを綴れなくなるのでチョイピンチな気が。ほれ、もう今すでにこのローテンション。ありゃりゃどうすっぺ。

0203 「無職が住んでいます」とでも貼っておくか。
 
どど、泥棒に入られました・・・ 警察官がきていろいろ聞いていきました・・・ いつもどおり会社から帰ってきたらなんだか様子がおかしかったのです・・・ 気付いたらドアがこじ開けられていました・・・ そして私は慌てて電話をしました・・・ ※補足いたします※ ・どど、泥棒に入られました(隣の部屋が)。 ・警察官がきていろいろ聞いていきました(いわゆる職質ってやつみたいな。第一発見者だったし)。 ・いつもどおり会社から帰ってきたらなんだか様子がおかしかったのです(下の階の廊下の電気が消えてました。切れてたのか故意に外されていたのか不明)。 ・気付いたらドアがこじ開けられていました(うちのドアのすぐ隣にあるドア)。 ・そして私は慌てて電話をしました(管理会社にとりあえず報告)。 とまぁ、「うちじゃなくて良かったねぇ」って話なんですが、なんて物騒な!!私んとこに入られてたら物凄くこまっただろうに。なにせ、泥棒に入られてないのに"入られた後のような部屋"ですからー(そっちかよ)。来週から時間がたっぷりあるわと思って洗濯物は山のようだしあちこち散らかってるしできっと泥棒もこの部屋みたらやる気なくすと思う。バールのようなものでドア枠ごとこじ開けられていました。すぐ隣にある私のドアはなんにも異常なし。どうしてうちが選ばれなかったのかと考察すると、ドアノブから20センチ横には灯油タンクがどっしりと構えているからかな?と。それが邪魔して"てこの原理"を働かせるほどのスペースが無いっぽい。やー、まじで良かったです。泥棒に入られたのに恥ずかしくて通報できない、なんて事態に陥らずに済んだから。この事件のことを会社で早速披露していたならば 「泥棒に散らかされたってことにしたらいいじゃーん」 おお!!なるほど、その手があったのか(゜∀゜)

0207 習性
 
土曜から(一応うちの会社ってば隔週どころじゃなく毎週土曜出勤な会社だったから)有給消化にはいっており、在籍はしているもののほぼ無職風な生活が始まっている。さて日曜ともなれば競馬中継や笑点の時間あたりから「休みももう終わりか・・・」的な気分にさいなまれてたものだが、昨日なんてサザエさんを見ても「あっサザエさんやってる」それだけってもんです。月曜日の朝の今日だって"とくダネ!"みて"のりゆき"見ちゃうよってもんである(道民ならわかるよね?)しかし悲しくも、5年近くほぼ毎日通った我が社へとついつい私ってば行っちゃったのだ。もう体が忘れられないっていうの?会社と言う名の御主人様に調教された奴隷の私はなにがなくとも「出社せねば」という命令が体の中に染み付いてるのさっ!!と言った所で皆さんだれも信じないよね。あぁこれはウソだけどさっそく会社に出向いちゃったのはホント。歯医者に行くついでに会社に寄って制服を取ってきた、それだけですわ。その足でクリーニングに持ち込み歯の治療をして・・・という流れ(その後1月で退職したYさん、私、現役選手のDさんとで食事・・・)。あー、でもほら毎日が日曜日(あー、この台詞一度言ってみたかった!!)だからと言ってダラダラしてたら勿体無いので洗濯やらトイレ掃除やらベンキョーやらを午前中にもしちゃって「あら私ってば割とちゃんとやってるんじゃな〜い!?」的な自由人第一日目なわけでした。週3で学校があるので本格的ヒッキーにはならずに済みそうですし。ネット三昧、それと三年寝太子にならぬよう、この2点に気をつけねばと肝に銘じている次第です。

0208 ぬるま湯
 
あー、この御気楽生活2日目にしてさっそくダレて来ましたよ。初日張り切りすぎたか?みたいなね。メリハリが無いと結局ダラーっとしてしまいそうになり、そんなんじゃ試験落ちるよ折角こんなに時間があるってのにと自分に言い聞かせ、それにしてもこういう毎日がしばらくつづくのねと思うと途方に暮れるような感覚になりそうこうしてるとふと視界の端にはワインのビンがちらつくし、と自堕落しそうな心とそれを止めようとする自分との葛藤ショーみたいな感じです。こう真冬じゃ誰かとの約束が無い限り街へ出たりもしないし、出たら出たでお札がどんどん飛んでいくしで、やっぱり空気吸って生きてるだけで一人暮らしは金が無くなっていくのだなぁとも気が付きました。それによりヒキコモリ体質にきっと磨きがかかっていくのですね、どんどん腰が重くなっていきそうです。唯一の定期的なお出かけの学校だって決して楽しいもんじゃないですし。こんなに時間に恵まれてるくせにこの程度しか成果が出ないのか、とか学校の担当者に思われるんじゃないかと内心ビクビクですので。なかなかヤリ手な担当者なのでちょっとテストの点が思わしくないとソッコー「どうですか?」などと声かけてきやがります(いやいやありがたいことなんですけどね)。なんかいっつも「いやー、もっと勉強しないと、と思いました」こればっかり言ってるような気が・・・。 なんだかどうでもいい話をグチグチならべてすいません。うん、気に病む事のレベルもどんどん下がってくわ、我ながら生ぬるい感じ。

0209 空げんき
 
平日昼間というパラダイスな時間に自由行動ができる身ならば積極的に行動しようではないか、と無職アンド無職に片足の女2人で"海鮮丼期間限定700円"(それも"朝ビタ"っつぅはなまるの後枠のローカル番組で紹介されてた)を食べに街へくりだした。只今札幌はビバサンバゆきまつりなわけで「老若男女で賑わってます」とお伝えしたいところであるが、外国人観光客と元気な初老のおばさまおじさま方が大半です。海鮮丼で腹を満たし(結構うまかった)沖縄無職旅の申し込みも済ませてしまったので、祭りで配っているであろう甘酒などのあったか〜い飲み物にありつこうと歩き出した(無職は足で稼ぎます)。しかし行けども行けども飲み物なんて配ってないし。唯一配ってたのが"リポビタンD"なのであった。それも持ち帰りは禁止されており、配られたその場でごっくん飲みほすことが前提条件、手渡されたならスタッフと一緒に ファイト!!イッパーツ!!(ガッツポーズ付きで!) という台詞と振りまでもが強制。私なんて「さあ恥ずかしがらずに!!」なんて声かけられながらも、えぇもちろん力なくガッツポーズしましたよ・・・無料にはそれなりの犠牲がつきまとうのね。

0214 ハヤリヤマイ
 
連休中は公開初日にボーン・スプレマシー見たり、近場だが一泊小旅行なんてしてみたりで字面にしてみたら結構アクティブな雰囲気だったのです。その旅行中、彼の腹具合が滅多に無いこと調子が悪くて。食の猛者とも言うべきアヤツがなぜ?というくらいの情けなさで。始まりは宿泊地へ向かう前にお昼ご飯をば、と山桃桜に寄ったところから。そこではいつもどおりの食欲が健在だったらしくラーメンを大盛りにした上にライス(それも小ではなく普通盛)をオーダー。わたしはもちろんノーマル盛のらーめんのみオーダー。ラーメンを半分くらい食べたあたりから「きもちわるい」という台詞を吐き、「全部食べられないかも」などと言い出した。腹がキツイんじゃなくて胸のあたりがモヤモヤして気持ち悪いんだと。こんな珍しいこともあるのかぁ、と思いつつも2人で完食して店を出ました。そして夕食、それは和洋折衷のコース料理で窓からはライトアップされた夜のスキー場や動物をかたどったイルミネーションが見えるという素敵な雰囲気。なのに相変わらず腹調子はおかしなままらしくかなり無理をしての食事。食べていない時はなんでもないのに、いざ食べ始めると「やっぱ気持ち悪い」「吐きそう」だのとのたまうんですわ。ただそんな時でも牛フィレ肉を「久しぶりにウマイ肉食べた」なんて言って私の分にも手を出しつつ、付け合せの野菜を私に寄越すところが典型的B型と言えよう。それにしても腹を壊したわけではない、でも食べ物を食べるとムカムカして軽く吐き気をもよおすってもしや・・・---?食中毒?---しかし私は期限切れのものを食べても大丈夫な胃腸をもっており、冷涼な北海道在住ということで食中毒というものがどういうものなのか身をもって体験したことがないためイマイチピンと来ないのだ。しかし近頃ノロウィルスなんてやつが流行っていて雪祭り中が出荷のピークである"かき"も今年は騒動のせいで落ち込んでいるなんてニュースで見たわそういえば、なのである。そういや木曜の夜にすすきのあたりに飲みに行ってきたはず、まさか・・・。「ねぇこの間さ、飲みに行ってもしかして"かき"なんて食べたりした?」「あ?食ったよ、"生牡蠣"」・・・うおー、よりによってこのご時世に生牡蠣食べたのかよー、あーこりゃあんたノロウィルスにやられたんだよー、「ノーリー」だの「ノロティ」だの罵ってやりました(結構楽しんだ。私って悪。)。その後夜はサムイサムイと言って布団を2枚ひっ被り、朝食の席でも食べ始めると「気持ち悪い」と言い出し体中がバキバキ筋肉痛(これはきっと先日の雪掻きのせい)だのまるで風邪っぴきの諸症状が見え隠れなのです。帰宅後便利なgoogle様でさっそく「ノロウィルス」と検索してみましたところ・・・なになに? ・潜伏期間は24時間から48時間で、主な症状は嘔吐と下痢で、発病当初に激しい症状をおこします。 ・下痢・吐き気・腹痛・発熱(38度以下)など、風邪とよく似た症状です。 おいおい、これ思いっきりアタリですがな。潜伏期間は40時間、すぐさま熱を測らせたところ微熱が!!嘔吐の症状はアリアリだもの、これ決定でしょ。聞けば予約してた人数より大幅に人が集まらず、他人の分まで「ウヒョウヒョ」言いながらカキを食べてたらしいよ。ばかだね。「あれだけニュースで流れてたのにこの男は・・・」と思ってだまって見つめるしかないよね・・・。 後日談 週明けの今日、例の宴会に出ていたメンバーになぜか"インフルエンザ"を理由の欠勤続出。「それあんた"ノロウィルス"ですから〜っ」つって教えてやりたいよ!!

0216 やっぱり気になる
 
半無職なりに忙しい毎日を過ごしています。「一日中家に閉じこもってすることも無いから暇で暇で参っちゃうよ!!」なんて台詞は到底出てこないくらい落ち着かない日々。明日も歯医者と学校のダブルで予定が入ってるわけだし、金曜は無職女3人でランチバイキング、土曜は母が来札するので街へ出かけ、日曜は学校、月曜はヤセヤセマッサージの体験、火曜はこれまた学校と病院、そして水曜は沖縄へGO。毎日毎日いろいろ予定が。なんざんしょうか(ってほとんど自分で入れた予定です)。家にいる間は勉学アンド引越し準備があり、ボケッとしておる暇はあまり無いのです。でも仕事でいっぱいいっぱいなのとは違う意味での忙しさなのでお肌の調子はだんだん良くなってきていて「最近ブツブツ減ってきたんじゃないの?」なんて言われちゃってます、エヘ。 今日は現役選手(まだあの会社に残ってるヒトって意味)Dさんと会って肉を喰らってきたんですが、社長はこんなに景気の悪い会社をほっぽって毎年恒例のスキー(安比高原)へと今週一杯でかけているので「暇でヒマで仕方ない」と言ってました。まったくその余裕と金はどこから出てくるのやらね。これで会社存続の危機だと言われても?解雇されてるわたしらは何?ってもんだ。会社からすっかり心は離れ未だ在籍していることを忘れてしまいそうになるのですが、やっぱり社員と会えば近況を根掘り葉掘り聞くのをやめられません。"あんな会社"と思いつつも今後の行方に興味津々なのです。

0217 勇気を出して
 
「あのぉ、ロズウェル2の9がいつみても貸し出し中なんですけど」なんてこっぱずかしい質問をGEOにてしてしまった28才(あと2ヶ月で29才、プレゼントカモーン!!)です、ちっちゃな勇気を出してみました。だってさ、かれこれ3,4日毎日通い詰めて来る日も来る日も「ナイ」「ナイ!」「ナイ!!」とがっかり。24やエイリアスを見終わっちゃって照準をロズウェルに移して数ヶ月、これ1はアメリケンなティーンのよくある学園ラブストーリ系っぽいけれどなんだかんだ次を見たくなる展開でどっぷり嵌ってるんです。で、いくらなんでも毎回貸し出し中(それも9に限って)なのはおかしいなと、思い切って聞いたならば「深い傷ができていて研磨に出しているので戻り次第レンタル再開です」と言われました、あぁやっぱり。貸し出し中じゃなかったのだ。で、仕方なくビデオで借りてまでみちゃいました。でも日本語吹き替えだからいつものとはギャップがありすぎて閉口、でも次に進みたい気持ちには勝てず(この9巻が結構重要なお話なもんだから)。ドラマと言えば、夜のドラマは何一つみちゃいないんですけれど、昼ドラなら見てるんです、"冬の輪舞"・・・。途中から見始めたんだけれど、ついつい毎日見ちゃうのね、「これはありえないだろー」とかなんとか言いながらも。あのフジの1時半の枠ってほんとドロドロっていうかなんというか。「てつやさん、強く抱きしめて!!」この台詞、昨日も今日もですわ。台詞回しも独特で橋田寿賀子ドラマと通じるような)わざとらしい。あぁそうそうオープニングの主題歌も聞いていてむず痒くなるような曲です。 「でもついつい見ちゃうのよねぇ」 って気分「だけ」は主婦。そして明日は「主婦」気取りで平日のランチバイキングに行ってきます!!

0220 酔いしれる
 
折角先週アパートの前面道路も排雪されてスッキリしたってのに、ちょこちょこ降ってるうちに両端にまた雪山が復活!!でも日差しは確実に春へと向かっているらしく昼間の車道はベチャベチャでこれまた"やばちい"(←わかんないヒトはググッてみて!!)のだ。それが日が沈むと一変しトゥルットゥルの黒色鏡面仕上げになり「あな恐ろしや!!」の殺人道路に早変わり!!今日も建築士の授業、途中居眠りしつつもなんとか終えて重ーいカバン片手に、もう一方の手にはクレープを持って(だだだって今日はクレープの日で安いんだもん・・・グフ)歩いていたんです。昨日から母が泊まってるお陰でご飯の待っている家へと「腹減ったな、早く家に帰って飯飯、今日は鍋だもんねー」なんて浮かれながら急ぎ足でね。そうしたらあなた2度ほど転びそうになってしまいそのうち一回は擬音であらわしたならば 「カツカツツルンツタタタタタンズサッ」 です。わからないって?つるっっと滑った途端何とか体勢を立て直そうと私の体がガクンガクンあっちこっちにバランス崩しつつ立て直りつつを繰り返した挙句「あぁもうだめね、また尻餅か」と思った瞬間腰がガクンと落ちたのだけれど奇跡的にバランスを保ってそう、屈伸でもしたかのようにサッと立ち上がれたんですわ。すぐ後ろにも思いっきり人が歩いてたから一部始終見られてたとは思うんだけれど、恥ずかしさ半分、転ばなかった自分に誇らしさ半分で複雑な気分でした。たぶんあれは 突然コサックダンスを踊りだした女 という動きでも問題ない感じだったと思う。