☆2005年01月☆
あけましておめでとうございます。すっかり魂が抜けて、食っては寝るマッシーンになりさがっておりました。確か大晦日に今年の目標として掲げた勉強とダイエットはさっぱりどこへやらの雰囲気です。こうも自分が、己に甘くだらしない性分かと年始早々思い知る羽目になっただけで。しかしものは考えようなので"最初が肝心"ではなく"終わりよければ全てよし"の方で私は行きたい、いやもうそれしかないわけです。そうそう、ダイエットにしてもですよ、最高調に太ったときから始めた方がいいわけです(減る一方だから)。
これ以上悪くなるはずがない、というスタートからこの一年が始まるわけです!!あとは這い上がるのみ、と信じて(這いつくばって終わりというのもあったか・・・)。
新年5日目にして、既に会社へ通う限界を感じてしまう今日この頃。
「あとひと月ではないか」
と自分自身でも思い聞かせてはいるのだが、これ不思議なもので解雇を通知されてから日が経てば経つほど会社へ行く気が失せるものであるらしい。解雇は最低30日前に予告云々とかいう法律があるけれど、ある意味30日がいいライン。辞めて欲しいと思われている人間にとってはその後も会社に通うこと、これ結構苦痛なんである。
暇なら暇で「干されてる」といじけ心を感じるし、あてにされれば「いなくなる人間捕まえて体よく使って捨てるのな」と勝手に怒り沸沸。あとひと月っていうのは勝手に私が思っていることではあるのだが・・・(2月は自宅待機でやり過ごす予定で1月一杯を勤め上げよう、という魂胆)。しかし今日の設計工程会議での雰囲気じゃ2月もなんやかんや手が足りないとか言って仕事に引き込まれそうな気がしたのだ。単に私が被害妄想気味なのかもしれないけれど、最後の最後まで会社に体よく使われて終わるのか、と。まぁいい、これまでのもっと辛かった時のこと思い出して「今のほうがずっとマシ」と思うことにしよう。
さて、年末からちょっと気になっていることがあるのですが。私のアパート前の道路沿いにあるマンションの一室の窓が、いつも開いているのだ。夏ならばともかく、この真冬にいつ見ても開いているってのはおかしくはないだろうか。朝は一目散に駅へと走っていくし、帰りのほうが目に付く配置なのでいつも気になるのは夜。もちろん電気などの灯りはついていない。白いレースのカーテンが寒空にひらひらと揺れている。なんだか嫌な予感がしてならないんですけど。ていうかね、私のほかにおかしいなと気付いてる人はいないのか?特に、同じマンションの人達、気にならないのかよ。あれじゃぁ雪は吹き込むし水道管だって凍って破裂するんじゃないのか、と思うわけ(そこかよ)。
普通に考えておかしいと思うわけだし、管理会社なり警察なり誰かに通報しようよ。というか明日も窓が開いていたらそろそろ私が何かアクション起こすか?
雑誌の美容ページかなにかで大分前に
"電車の窓に映る自分の顔は5年後の姿です"
みたいな文句を読んだ覚えがあります。それ以来、会社帰りのガオった顔(それも暗闇に浮かぶから数割増)チェックに余念の無い私。そしてそれに飽きたらガラス越しに乗客ウォッチングをしたりして到着までをやりすごします。しかし今日は自分がいかにマスメディアに洗脳されているかも思い知らされることに。
首にマフラーを巻いて縁なし眼鏡をかけ、中吊りを眺めているオバサンが、ぺ・ヨンジュンに見えました・・・
すごいな・・・性別と国籍さえも飛び越えてるし。
来月一杯で会社から姿を消すユーレイ社員(怨霊系)なのに10時過ぎまで残業してるし。会社に来ると虚しくなります、あぁなんで私仕事してるのかなぁ、会社に来てるのかなぁって。雇用保険の受給日数なんか調べたら更にやる気ダウン、あと2ヶ月遅ければ5年の大台に乗ってたから。こんな風に会社に来ると昼休み以外は鬱々としているので久しぶりに口にヘルペスが出るし(いかがわしいヘルペスとは違いますので誤解無きように)。
そうそう、年末から窓が開きっぱなしの部屋にその後進展がありました!!
なんと、昨日の夜ふと見上げると窓が閉まっているではありませんか!!!
「オイオイ私の心配(変死、夜逃げ等々・・・単なるゴシップ好き)は杞憂だったのか!?」
とスッキリそしてガッカリしていたら、今日なんて部屋に明かりが点っていました。うーんまったく人騒がせな野郎だわ。
正月休みでアメリカへ旅行へ行ったYちゃんに頼んで買ってきて貰ったブツを受け取る。ブツなんて含みのある表現だがなんてことはないジーンズと化粧品なのであるが。帰ってきて早速履いてみたらジャストすぎてキ☆ツ☆イから・・・(要するにギリではいったけどヤバイのね)でも痩せる予定だからいいの、と言い訳しておく。去年の4月頃、リストラの恐怖に駆られてYちゃんから借りていたボイスレコーダーも返却。
Y「使う必要が無かったんだね、良かったね」
私「いや、あまりにも呼び出しが急で取りに行く暇さえ無かった。てことでもう使うことも無いし・・・」
Y「ウッソー!!」
てなやりとりで私の解雇事件からその後までを伝えた。まぁこの話題を振ると皆が皆から「いや、でも良かったじゃん」という反応が揃って返ってくるんですけれど。如何に私が会社について色々と周りに吹聴していたかがわかるってもんです。でもまぁそう思いつつぬるま湯にどっぷりと浸かっていたのも私なんですけれど。"何事にも無駄なんてものは無い"とは思えるけれど、年月だけは徒に過ぎていくのがなんとも。歳ばかり増えてさ・・・。
私についてのネタ提供をしたけれど、こちらもネタをゲット。Yちゃんが短期だけれど4月から中標津に行っちゃうことと、アメリカに住むFが家を買ったってこと!!私は北海道くんだりでやれリストラだー、と騒いでいるのに異国で家を買うとは何事ですか。なーんかステキなキッチンだったとかガレージには車を2台とめられるーとかなんじゃそりゃぁなびっくり話。共同購入らしいけど、口があんぐりしました。
夜になると整理整頓を突然始めたりしてます、私にもそういう神が憑いてたわけか。あれですね、スマトラ島沖地震で動物が津波を察知して逃げたように、私も遠からず引越しを控えてる身なので不要品整理(?)しはじめちゃってるっていうだけでしょうが。ステラレネーゼな私はご丁寧に明細の類も大事に大事に保管しています。ふとクレジットカードの明細をみるとあら、2005/1/15でポイントが流れます・・・だと!!今日はなんにちだっけー1/13か?おう、今ならぎり間に合う、すっごーい片付けの神に感謝だー!!!・・・と、ポイント交換の品を物色するも、なかなか欲しいものって無いんです。唯一真空断熱ケータイマグが私のお眼鏡に適い、これでいいわーん、と早速申し込み。やっぱりこれから収入が激減するわけですからどこでケチるかというとお茶代ですわな。これにコーヒーやお茶を入れて学校へ持っていこうという魂胆です。こんな風に倹約を心がける一方、チマチマ散財してるのはご愛嬌(自分で言うな)。どうせなら懸賞・くじ運の神とかにも今年は是非活躍願いたい。おっと、それよりも勉学の神の方が先か。
最寄駅にあるスーパーでは未だに"今年の汚れ、今年のうちに!!"という、あきらかに片付け忘れられた時期はずれな広告が飾りっぱなしである。今から年末に備えてこまめに掃除をしろ、とでもいうのか。やっと年賀はがきのくじの当選番号が発表になった今日この頃なのにね。今日そのスーパー前の横断歩道にて今冬初転びをやらかした・・・。その頃びっぷりたるや、鮮やか過ぎてそれはそれはもう文句のつけようが無い完璧なツルリンドスンだったの。ちょっとこれ年代がバレバレな例えなんだけれど、スチュワーデス物語での飛行機からの脱出訓練を思い浮かべて欲しい。ボワワワワーっと勢い良く膨らんだ滑り台に向かって、手を前に突き出しおしりからドスンと落ちるアレ、まさにその格好。「私のこの見事な転びっぷりを見てくれ!!」といわんばかりの場所、タイミングですわ。交差点で私のスッテンコロリンオンステージ。そりゃ痛いのなんのって・・・手に持ってた袋から返却予定のDVDが勢い良く飛び出て路上に転がる始末。痛さよりも恥ずかしさの方が先に立ち、すぐにササッと起き上がり何事も無かったかのように歩き出したけど腰がガックンガックン・・・。今でも尾底骨付近に違和感が!!でもこれ私のお尻の肉付きの良さが功を奏してこの程度で済んだんだと思うんです、ペラーっとしたか細いお嬢さんのおしりだったらヤバイくらいの衝撃でした。
でもまてよ、ペラーっとした人はきっと体重も軽くて衝撃も少ないってことなのでは・・・チッ
昨日から短期雇用で50代の男性2人女性1人の計3人がやってきた。2,3ヶ月の契約らしい。ある仕事に
"失業者(?求職者?)を3人受け入れる"
という条項が入っていたことを取った後に気付いたという、うちの会社にありがちな理由。なので、この人達が来る代わりに私が辞めさせられる、というわけではない。しかし「皮肉なもんだよなぁ」ともやっぱりちょっとは思う。
それにしてもうちの会社の人は皆呑気だ。1月一杯で辞めるYさんが昨日から休み始めたのだが「どうして休んでるの?」なんて聞いてくるからね。いつまでも出てくると思ってるような雰囲気。てことで私のこともまだまだ出てくると思っていたようだ。それとも「○月○日まで出てきます」だの「○月○日から休みます」だのこっちから宣言するもんなのかね。まぁ解雇通知されたってことはもう会社にとって私は"いらない人間"だと解釈できるわけだが、かといって自宅待機を言い渡されるわけでもなく仕事を与えられていて"あてにされてる"っぽいし。だってT部長が「○○さんは2月はあんまりあてにできない」って言ってたというのをある人から聞いたのだ。おいおい、"あんまり"ってことはやっぱりあてにしてるのかよ。
人を馬鹿にしてるとしか思えないような通知のされ方を突然され、またその後は「いつまで出てくるか」等の打診もまったくなくほったらかしにされている身になったら、かなり"やるせない"と思うんだけれど。これ私たちみたいな独身女性ばかり狙ってるから黙って済んでるけどこれから男性社員で後続が出た場合、中には暴れるか次の日から会社来なくなる人がいたっておかしかないと思うわ。
出社拒否期も過ぎ、現在は「とりあえず行けばいいんだべさ〜ッ」て感じでのらりくらり会社に出てる私(真面目な会社員様には申し訳ない)。「いつまでこき使う気だYO!!」って勝手に腹立ててるのも精神衛生上よろしくないし、そろそろ時期も時期なのでこちらから"いつまで出てくるか"を話し合う場を今週にはもつことに決めていたんです、後輩と。そしてもうひとりの後輩Oっちも、土曜日上司に「3月か4月で辞めます」と言ったらしいのね。そこから雇用保険の話になり、、私の入社月の明細に雇用保険の控除の形跡がないけれど、会社としては4月1日から雇用保険をかけてると思うよ、という結論がとびでてきて、そうだとしたらやっぱりあと一ヶ月足りないのは勿体無いという思いがムクムクとまたでてきまして。これはもののついでにダメ元で言っちゃおうかな、と思い立ったが吉日。先ほど「ちょっとご相談が・・・」と部長へ切り出し、後輩と3人でカクカクしかじか話し合いました。私は一応2月の第一週の金曜まで出社。「3月一杯で満五年になり諸待遇が違うことを総務部長(T子)と社長に言ってみる、どうなるかはわからないけど」と言わせました。こういうときだけしおらしく「おねがいしまーす」とか言って頭さげちゃったよ。やっぱりそういう事情があるなんて会社側は知らないと思うし、なにしろそのドケチな部長でさえ知らなかったからね。やっぱり所詮自分の身にふりかからないと他人事には無関心で、自分から色々やらないと「知らないだけで損をする」ということを思い知らされました。
さてこれからどうなるのか、一ヶ月在職期間が延びるのは憂鬱っちゃぁ憂鬱だけれど銭のためならなんとか我慢できるかしらー、と思えるまでに最近は開き直ってきました。退職金がビタ一でない会社なんだからこれくらいしてくれてもいいと思うんですけれどね。セコイといわれようがこれから収入の途絶える身ですから貰えるものは・・・ってことで粘ってみます。
「残された給料日もあと2回かー」と思うと、SALEの文字につられ、「お金のあるうちに・・・」なんていう思いが後押し→散財というパターンが最近の傾向です。聞けば後輩Kっち(一緒に辞めさせられる子)も全く同じだとか。
そうそう、私たち2人+設備部のNさんとの2月退職組3人について先日張り紙がこれまたいつの間にかされてたんですけどね
お知らせ
○○殿、
○○殿、
○○殿、
は2月28日付をもって退職いたします。
ていういつものやつ(去年から今年にかけて数度目撃。もう見慣れたもんさ)ですよ。それを言うなら
退職 さ せ ら れ ます。
の間違いじゃねぇのかよ、と赤ペンで直してやりたい衝動に駆られました。(Nさんがどういう経緯で辞めるに至ったのかはイマイチ不明なんですけど)。3月には契約社員のMさん、3月か4月にはOっち、つまり今年に入ってから7人辞めるちゅうことになる予定。去年の4月からの通算だと10人だよ!!女子社員もそうなると2人しか残らないのよね(T子含まず)。その2人だって「辞めてくれ」って言われるの待ちって感じみたいなのですよ。そりゃこんな環境じゃやる気も出ないさね。
来週の今ごろには約5年間一日の大半(ほんとに)を過ごしたあの会社を去るわけで。雇用保険関係を考慮するとあと一ヶ月辞める時期を延ばして欲しいとお願いしてみたものの、2日も勿体つけて待たされた挙句に答えはノー。そんな簡単に要求をのんでいては(これから先の)示しがつかないからなのか、単に一ヶ月在籍を延ばすなんていう金がほんとに無くてどうしようもないのか。"事務手続きの関係で延ばすのはムリ"とかいう意味不明な回答、来月末日まであと一ヶ月も残っているのに。ダメ元でお願いしてみたこととはいえNOと言われれば腹が立つやら悔しいやらで、中間管理職である部長に何かをいったところでどうしようもないし可哀想だとはわかっていても、この一ヵ月半心に渦巻いていた感情を吐露してしまった。ほんと私のわるいところだ、ついつい感情的に・・・言ったところでスッキリするわけでもなく余計に悲しくなっただけ。今思えば解雇通知をその場で受け取らずに考える時間を貰えばよかったのだなぁ、と後の祭り。しかしあのやり方は解雇権の濫用にあたるのではないか、ともかなり確信していた私はなんとかやりこめる方法はないかと労基署に相談してみた。方法は解雇の無効を要求する裁判を起こし判決を待つ、労働紛争のあっせん申請を利用してみる、まぁあとは泣き寝入り?、の3つがあるのかな。だんだん当初の"ダメ元で"からかけ離れて金の亡者のようだ。とりあえず来週、
・役員(社長の息子。これから人事のことは彼に、と部長言われた)に質問
・市の無料法律相談へ行ってみる
・職安になにか手がないのか相談
の3つをやってみようかなと思っている。結果何も行動に起こさず、で終わるかもしれないが社会勉強と割り切ることもできるし。一方、段々めんどくさーって気分にもなってきてるんだけどさ。自分で自分をいらだたせるタネを蒔いて鬱々と考えてるよりも、ちゃっちゃと気持ち切り替えた方がよっぽどいいかしら、という考え方もあるから。だって辞めた後のことを想像したら☆アカルイミライ☆しか見えてこないんだもの!!思いつきで「あと一ヶ月延ばしてください」なんて言ったから勿論親にはこんな風にいろいろ考えてることも言っていない。とりあえず親とも相談してみようかね。私って結構他人の言動に影響されやすいから「そんなことやめとけ」となだめられて「そうだね」とか言ってそう。うん、アホ会社とは素早く縁を切って忘れた方がいいのかもしれん。かといって会社をギャフンと言わせてやりたいという気持ちも。
あー、でも今年中には会社も潰れるとは思うんだけどー(鼻ホジホジ)。なにしろ今月の役員の給料、入金待ちで遅れてるらしいから。自転車操業もかなり佳境に入ってきてるとみた。
最近はいっつも暗い話ばかりなので、日常生活のことでも。セールもいよいよ最終値下げなんていう時期で、チョコチョコといろいろ買っていたわたしもそろそろ買い納め・・・ていうかもう春のほうに気分を向けようよ自分(いろんな意味で)と思いつつもなんとなく丸井へと行ってみた。あー、目つけてたのもやっぱりなくなってるしこりゃもう用は無い・・・いやまてよ
・・・そういえば私5月だか6月に結婚式に出るんじゃ・・・
ということを思い出し、それ用の服選びに没頭。ワンピースじゃぁお腹が目立つ(妊婦かっつーの)がツーピースになってるものを試着してみたらまぁそんなに悪くなくそれなりのが見つかったのでお買い上げ。出席するころになって慌てて買いに来るのも面倒だし、なにしろそのころはもう札幌にはいないのでそれこそ一大事になるに決まってるのだ。あっそうそう、私春からは実家に帰らせていただきます、なのです。もちろん夫婦喧嘩とかじゃなく(ていうか独身だってば)。NEETにしちゃあ歳は食いすぎてるだろうし、家事手伝いと名乗るほどの家柄じゃないし、まぁあれだねパラサイト負け犬ちゃんですわ。すぐに新しい職に就く気力というか志もないのでしばらく田舎にひっこもうかな、と。心の洗濯しつつ勉強に専念してプールへ通って痩せるという、もう企業戦士の方からみればぶん殴られそうな予定を立てているわけで。実家を出てから丁度10年で"故郷に錦を・・・"ではなく"故郷に小錦になって出戻る"みたいですよ、私。
と、買い物の話からとんでしまいましたが、「これでいつ結婚式に呼ばれてもオッケーよ!!(まだ招待状さえ来てないってのに)」とひとりでほくそえんでいたら、その結婚予定の人物から"出席のお願いアンド住所教えて"のメールが!!
すごいな、私ってなんかおかしな能力あるんじゃないだろか。
一ヶ月在籍延長の件を部長経由で「できない」との回答を会社がしてきたのが先週のこと。その日は怒り猛って「うー訴えてやるぅ!!」(←どこかで聞いたような。。。行列のできる・・・)とまで考えてしまっていた私。だが時間が経ち冷静になると、「あーどうなのこれ、メンドクサ!!」とウジウジ考えるのが厭になって放棄したくなってきて。とりあえず部長の口からの回答ではなく役員の口からも聞きたいわ、と延長できない理由を聞き出すことに。相手は社長の息子、一応肩書きは"専務"、齢40過ぎ、ドラが付く感じの社長の息子、世間での"社長の息子像"という期待を裏切らない人物である。怒りにまかせて暴言を吐かぬよう心の準備をこの数日間していた私。で、まぁ話し合いの感想は"糠に釘"な感じでしかもあれよ、常夏にバナナでその釘打っちゃうような手応えもへったくれもない感じでした。
ド:「一旦出した通知が絶対なので何があってもどうしようもできるものではないから」
私:「では、突然呼ばれ(通知を)渡され"なぜその時期に私なのかの説明や相談等の機会もなかった"わけで、もう少し状況が違えば私もこんな時期になってこういう事を言い出すことも無かったとおもうのですが」
ド:「○○(私の名)がなんと思おうと言おうともこっちの都合で決まる物であって○○がハンコを押す押さないだとか受け取る受け取らないだとか、相談がどうとかは一切関係のないことで、こっちが出した通知が絶対だから」
と、あらら、自分で解雇権の乱用に抵触するようなことを認めていらっしゃる。懲戒ではなく整理解雇であってもこちらに納得のいく説明をする義務があるということをこいつは知らないのな。法を犯している自覚も全くなく半ば得意げに言ってのける姿に怒りすらわかず、もうこの会社(というか役員達)との関わり合いが無くなるだけでスッキリするわ、と思った。馬鹿とつきあうとこっちが馬鹿をみるって本当だわ、あぁこんな人らの下で働いてたと思うとあほらしい。私の申し出を受け入れてくれなかったことよりも、社長、息子達の人柄の悪さの方にガックリきました。ほんと出るとこでてやってもいいのだが(って言うだけはだれでもできるっちゅうに)もう身も心もすっきりと新しい生活にむかって歩き出した方がいいような気もするし。両親にも相談したのだが、正義感の強い父でさえ「お前の会社の話を今まで聞いてきてどうもまともじゃないことばかりだったし、そんな人たちに何か言ってもあんまり意味無いと思うぞ。」なんてさじをなげているというか、馬鹿に付き合うだけ無駄だよ的な助言を。そしてくやしいことにこの会社に入ったきっかけが恥ずかしながら「知り合いのつて」といういわゆる"コネ"っていうやつなのであんまりゴタゴタして辞めるのもいかがなものか、という思いが父にあるらしい(それは私自身も思ってはいたが、辞めさせられるような状況なのだからこの際どうでもよい、と考えていた)。
で結論は、この悔しさをバネにして自分にとって良い生き方がこれからどれだけできるかという方向に自分をシフトし、「会社から離れてほんとに良かった」と自分が思えるようにしようと。あの「絶対キレイになってやる」とかいうかなり昔の坂井真紀のCMじゃないけれどあの心境に近いものが。キレイになって私を振った昔の彼を見返す、とかいうノリとは全然違うんだけどさ。まぁこんな感じでもう会社から心は切り離すことに決めました。最後の悪あがきは終わりにします。