☆2004年02月☆

0201 あなたはいくらで?
 
私の財布は膨れがちである。
はちきれんばかりの我財布。
銃弾も財布に当たれば止まるのではないか。

「なぜならいつも札が束になって入っておりますから・・・」

なんて言ってみたい(か?)。
ま、一介のOLが札束で膨れ上がってる方がおかしいですよね。
そんなワケないし。

部屋が汚いと常々申しておりますが、そんな私の財布の中はまるで部屋の縮図ではないか、とふと思ったりもします。
余計なものを溜め込んでしまっているという・・・。
小銭はできるだけ1種類4枚以下にする心がけを持っているのですが、たまーに自分の意志にそぐわず小銭が大量発生した時なんかは、弾けてしまってボタンがくっつきませんから。
一応、スタンプカードの類に限っては、自分の中で使用頻度が高くいざという時に無かったら悔しくてハンケチをキィィと噛んでしまうようなものだけを選び財布に入れているつもりなのですけど。

前置きが長くなりましたが、普通の社会人の人って、財布に残金がどのくらいになったら補充するものなんでしょうか?
私は家に置き金しない主義(ってほどじゃないが)なので、なくなりそうになる都度銀行へ行って下ろしてきます。
しかし、いつも私の財布の中の金額を知られるたびに彼に馬鹿にされてるんです。
文字通り「馬鹿」。「小馬鹿」じゃなく「馬鹿」に・・・。こけに、とも言える。

「こんだけしか持ってなくて社会人としてよく恥ずかしくないな」
「べつにー、大丈夫だよ」
「これで何買える?」
「市場の幕の内弁当」
「急に飲みに行くとかなったらどうすんの」
「そうそう行くことないし」

という具合に不毛なやりとりがあったりします。
(私の答えがなんか暗くて寂しいな・・・。)
私の中で2,3千円くらいあれば別に不便を感じません。
スーパーで色々買えるしね。
さすがに千円札1枚になると危機を感じる(大抵はこのくらいで下ろしに行く)。
そして極まれに500円以下になっていて、コンビニなどでうっかり
「あっやっぱりこれいいです」
と言いかねない状況に、素で自分を追い込んでいることあり。

やっぱりこの感覚って普通じゃないかなぁ。
おかしいかなぁ。

0202 穴場発見
 
「今日はピザって感じじゃないねー。鍋でも食べてあったまりたいねー。」
と意気投合。
今日は、いつもの街中ではなく私の最寄駅周辺の居酒屋に標的を絞る。
Sさんは私より一駅遠いところに住んでいるので、♪帰り道にちょっと寄り道♪気分でたまにはそれもいいかも、と。
ただ、私の住む某駅付近は札幌中心地からかなり近いのだが、近すぎるゆえに栄えずに地味なので、飲食店もあんまりない。
「そうだそうだ!村さ来が潰れてそのあとに何かできてたなぁ」
と思い出し、一か八かそこへ賭けてみることに。
旧村さ来に到着。
目に飛び込んできた景色は大量旗が揚がってそうな海鮮居酒屋・・・。
外の入り口からは客の様子どころか内部が全く見えないのである。

どうするー別なとこ行くー?でも寒いしー時間も無くなるしーいいよーここはいってみよー

と、腹をくくって暖簾をくぐりました。
しかし予想に反して、今日行った所はかなり「当たり」だったー!!!
中には月曜の割にちゃんとお客さんもいたし、海鮮をウリにしているだけあって、魚類の活きは勿論いい。
頼んだメニュー全てがおいしかった。
特におにぎりが絶品で、先輩と2人で感激。
おにぎりが?と思われるかもしれないが、米も海苔もすばらしく、握り具合も丁度良く、ウマウマーだったのだ。
「海鮮サラダ」も、ここのはさすがにカニ風味のかまぼこがパラパラ・・・なんてことは無いだろう、と思っていると
「サラダっていうより刺身だから!!!」
という代物が登場。

うちの近くにこんな穴場な店があったとは・・・。
すっかり先輩も私もその店の虜になり、
「今度は握り寿司食べに行こう!」
と早速誓い合ったのだった。

0203 せつぶん
 
鬼はぁぁぁ、そとぉぉぉぉ。
と社長室へ向かって豆をこれでもか!!と力いっぱい投げつけてやりました(勿論嘘です・・・)。

いつもは会社で夜ご飯を済ましてしまうOさんも、今日は一旦家へ帰り、豆まきを済ましてからまた仕事しに戻ってきてました、ご苦労様です。
そして、ふと小さい頃にした自分の豆まき体験を思い出す私。

・・・豆まめ豆・・・ガムガムガム・・・?

そう、うちではなぜか、豆と一緒にガムをまいてました、ロッテの板ガム。
みなさんのお宅ではガムをまきませんでしたか?(そんなの日本中でうちくらいだろ・・・)
本当に私の家ではいつからか節分にガムもまいてました。
でも鬼に向かって投げるのではなく、母親が
「ほれっ」
とガムをバラバラと放り、それを弟と私で奪い合うというガムまきでした。
節分じゃないとガムを買ってもらえない可哀想な家の子、というわけでは決してないんですけど、梅やらブルーベリーやらのガムに目の色変えて突進していく私と弟・・・。
ほのぼのというか、滑稽な絵面が今となってはちょっぴり懐かしいです(クスン)。

0204 しっかりしろ、私。
 
今日は竣工の近い小学校を見学に行く予定だったことをすっかり忘れていた。
忘れていた、というより正しくは意識が薄かったというか。
上履持参のこと、というオシラセがあったから靴を履き替える動作が生じることが予想され、脱ぎ履きに手間取るロングブーツなんかはまず避けるのに。
今年買ったピカピカのブーツを履いていってしまった!!
そして竣工間近と思っていたら、まだまだ職人さんたちはわんさか居り、階段にはまだ手摺もなくちょっと予想と違った。
上履に履き替えて行く時なんとなく嫌な予感はしていた。
何十足もの靴がそこには無造作に脱がれていて、頻繁に職人さんが行き来している。
あぁ、踏まれたりしそう・・・と思いつつ見学に行った。

建物は地下1階地上4階建ての、保育園と児童館と子育て支援施設との複合施設。
RC造ではなく、特殊な鉄骨造(建物全体でトラスとしての剛性を持たせているだか言ってた・・・あやふや)で、内部にはあちこちに鉄骨が見えている。
外部はアルミスパンドレル張りの壁や、フレームの見えてこない構造の為に、軽快な印象である。
うん、都会の学校(そこは「すすきの」)、という感じかなー。
今私は夏から関わっている中学校の実施図にせっせと取り組んでいる最中なので、俄然仕事にやる気が出てきた!!(という風に自分に暗示をかけようっと)。

で、問題のブーツである。
案の定なぎ倒されており、まぁそれは仕方ないとして、白っぽい塗料が点々と2箇所ほどついているではないか!!
ガガーン、自分の所為とはいえショック・・・。
なんとか目立たぬ程度に汚れは落ちたので良かった、ほんとによかった(水性塗料だったから落ちたのかな?)。
一件落着。

こんなことに気を取られたり、靴の履き替えが何度もあったため慌てることが多く気持ちに余裕を持って見られなかった。
これでも4年目かよ、私。
4月には5年目?年数だけ聞けばなんだかいろいろ仕事ができそうな印象だが・・・どうなんだろう?

0205 今日は誕生日なのでいちご・・・
 
いちごってウマーイ!!!!!
普段なら自分でいちごを買うことなんて滅多に無い。
いちごの季節でさえそんなに安いものじゃないし、ちょっとケチって安いいちごを買ってもあんまり美味しくないし。
昔、じいちゃんちでいちごをもぎつつ食べていたのだから尚更買う気になれないのだ。
しかし、今日会社帰りに寄ったスーパーで、「とちおとめ」が私を呼ぶんです。

かって〜かって〜おいしいよ〜(幻聴)

よし、今日は誕生日だし、いちごを買っちゃおう!!(注:私ではなく彼の誕生日、食べたい人はあくまで私)
ツヤといい、歯ごたえといい、あまさといい、すごくフレッシュないちごくんでした。
いやいや、うまかった、うまかった、余は満足じゃーーー。
なんだかちょっと元気出そうだ☆シアワセ。

で、今日で彼と私は同じ歳(27)になったんですが、2ヵ月後にはまた一歩先をゆく、オトナの女28才に私はなるわけです。
束の間の同い年。
「誕生日おめでとう。ところで君は今日で何歳になったのかな?」
と質問をすると、すっとぼけはこう答えた。

28

おい、自分の歳さえ把握してないのかよ・・・。
ボケてるんじゃなくて、マジでそう思ってるような人です。
なんでこう無頓着なんだろうか。
だいたい自分の給料日でさえ把握してない男だ。
「あれ、明日給料日じゃない?」
って、聞くと
「俺が知らないのになんでお前が知ってんだよっ」
とわけのわからぬ斬り返しをしてくるのだ。信じられん。3年働いていて未だに覚えてないらしい。
と、まぁかなりマイペース・ゴーイングマイウェイなひとです。
(誕生日くらいネタにしてもいいよね・・・怒るなよ!

0206 脳〜
 
自分のことを
「オヤジOL」
などと呼び、もはや女を捨てにかかっているかのような、かといってきれいなお姉さんを見ては
「あっ私も小奇麗にしなきゃっ」と思い直したりで、オヤジと女子の境目を行ったり来たりな私です。
今日仕事の合間に(単刀直入にサボリ)こんなの見つけた。

男性と女性では脳の構造が違います。あなたの脳は男脳ですか?女脳ですか?あなたの脳の性別を診断します。

脳自体に性別か〜。
話を聞かない男、地図が読めない女
なんて本が一時期話題になりましたよね。
なんとなくテストする前から「男寄り」に出そうなヨカーン!なのですが。
で、早速20問ほどの質問にこたえてみました。
あまり深く考えずに、サササッと。
で、結果は・・・ジャーン♪

〜あなたのポイントは -35ポイントです。 (男脳度数:67.5%/女脳度数:32.5%)
ポイントは、-100〜100ポイントで計算され、マイナスが大きいほど、男性脳で、それに対し、プラスが大きいほど、女性脳となります。〜

アヒャ、やっぱり男かよー。私の脳の7割方男だとよー。
自分がどのあたりに位置するかも棒グラフになって出てくるのだが、山の中でも男寄りの裾野の方に位置してました。単純に
「男脳イコール男らしい」
ではないにしても、やっぱりそうかそうかと納得してしまう私。

〜中性的男性脳 あなたは、標準的な男性脳の持ち主ですが、同時に女性的な面も、いくらか持ち合わせています。どちらかというと何かに挑戦するのが好きで、空間能力や論理的な考え方を使う分野で力を発揮できます。比較的に人との対話を重視し、仕事面ではチームの取りまとめをすることに適しています、努力次第で、女性的な考え方や感情なども得られます。〜

・・・・・・
「同時に女性的な面も、いくらか持ち合わせています」「努力次第で、女性的な考え方や感情なども得られます。」

って、「いくらか」かよ、ヲイ。
そして努力してやっと女らしくなれるみたい。
いや、やっぱり男も女も「らしく」いるためには努力は必要だと思いますよ。
でもついつい、「楽だから」といってサボりがちになってしまう私なので痛いところを突かれているのかもしれない。
色気ってもんが多分無いからねー。

ところで空間能力はね、やっぱり男の人には勝てないなー、というか私は弱いなぁと、仕事をしていてよく思うことがあります。
それでも女性にしてはある方なのだろうか。
一応自分に適した方の道に進んでると思っても良いのかなー。
「論理的」ってのは結構当たってるかもしんない。
理屈っぽい性格だし、衝動的に行動するってことも少ないし。

なかなかこれは信用できるのではないでしょうか。

女らしさを忘れると一気に男性化してしまう恐れアリってことみたいなので、明日はスカートでもはこうかな♪

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0207 ♪おーうちーへかーえーろぉぉぉーー♪
 
といえば、シチューですね。
さむーい冬本番、雪祭り真っ盛りの北海道。

おいしいきのこシチューを今度食べに行こう!!、というKちゃんとの約束を今日決行できることに。
で、私はというと会社で5時まで仕事をして街へといそいそ出掛けた。
ちょろりちょろりと買い物をしてから、いざシチュー屋さんへ。
カウンター席に案内されたので、目の前でジュウジュウと焼かれている肉に目が釘付け・・・。
まず本命のシチュー、というかシチューではなくスープだったんだが、一人ひとつずつ私はきのこ、Kちゃんはほうれん草とチキンのを頼む。
そして目の前のおいしそうな肉はなんだろー、とメニューと睨み合いをし、きっと ビーフタコスなんだよ!と確信し、それも一つ頼む。
2人してお腹をすかしてきたので、これくらいいけるはず、と迷いも無くドリンクと共にオーダー。
しかし、どうやら大きな失敗をやらかしてしまったらしいとその後気づくも後の祭りである。
(祭りと言えば、雪祭りには目もくれず。観光客らしき人が沢山まちを闊歩されておりました。)

「ぐぅぅうぅ、キ・ツ・イ(玉置浩二?)・・・拷問かよ・・・」
というほど苦しかった。
スープ自体も量が結構多く(おいしかったのですが)、その他にフォカッチャのようなエジプトパンのような、これまた焼きたての素朴なパンが4切れついているんですもの!
その上、タコスも頼んじまって・・・。
あともう一人いてちょうど良い量だと思われた。
それでも、これは勢いに乗って食べないと負ける!!と思い、かなり最初から飛ばして食べたんだが、途中で無理は止めようということになり、完食は諦めました(不覚)。
この間の焼肉の時のようにまた胃が痛くなるのでは、とビクビク(奇しくもあの日と同じジーンズ)もんだし。
せっかくの美味しいモノも、適量食べてこそだと思い知らされました。
とまぁ、食べて、しゃべりつつ、悪あがきでまた食べて、と土曜の夜は更けてゆく・・・。

お店の雰囲気の方もなかなか良く、白い壁にキッチンの赤いタイル、食器も白地に「sinner cafe」とで赤い文字で小さく描かれていて、なんとなくアメリカーンな感じ。
2階のほうもカワイイらしいのだけれど私は今回登らなかったので見られずじまいです。
そして、トイレの方向を示すランプが、あの非常灯(緑色の人が逃げているヤツ)をパロッた、股間に手を当てながら慌てて走っている絵なのがツボだった。
あ〜写真に撮ってくればよかったー。

スープとパンのセットは土曜のランチなんかにちょうど良いメニューです。
こんどは会社の人と土曜のお昼に行こうかな。

0208 キリギリス
 
今の私はキリギリス。
やらなければならないことをギリギリまで先へと延ばしてしまう。
そんな私の車庫の前にはこんもり、いやわっさり、いやどっさりと雪が我が物顔で居座っている。
平日は車に乗ることは滅多にないし、休日だって家に引きこもれば車に乗らずに過ごせる。
だって、夜な夜な遅い帰りで雪掻きなんてする気にならんてー。
もちろん早起きして朝雪掻くなんてとんでもない!!
でも、働いて一年目なんかはまだバイタリティもあって、雪の降るたびに夜中でもその都度やってたもんよ(遠い目・・・)。

もう、ここまで来たら、いっそのこと春まで車に乗らずに過ごそうか、なんてぼんやりと企んでいたのだが、そうもいかなくなった。
ということで、イヤイヤ取り掛かる・・・。

うわわわわぁぁ〜ん・・・泣きそう・・・

やってもやっても減らないし、アパートに備え付けのスコップはプラスチックだから硬い塊をなかなか砕けないのね。
道路わきには除雪車がハネていった塊がかちんこちんに埋もれているのさ。
ん〜さすがに2週間分の積雪はキツイ。
「ジムで運動していると思え!!」
と自己暗示をかけようとしても、数秒後にすぐ挫折。
掻いてるそばから雪は降ってくるし。

一人おかしな格好(スエットを赤いブーツにインして上は黄色いフリース、頭には茶色の帽子)で雪と格闘していると、隣のアパートの住人らしきご夫婦も雪掻きを始めだした。
さすが道具も揃っている。
近くに広場なんてないから私のアパートと隣のアパートとのスキマにお互い雪を捨てる。
そのスキマもすぐに山になってしまうので、奥さんがその山に登って更に奥へと雪を捨てつつ連携プレーで精力的に雪掻きをしている。
奥さんへかからないようにと、恐る恐る投げていると
「どんどん投げていいからねー」
と声をかけてくれた。あら、すごい感じの良さそうな人。
「はーい、すみませんー」
と言いつつも、体が言うことをきかずどんどん捨てられない(情けない)。
「オワラネー」と心でつぶやきながらダラダラしているとそこへやっと私の彼が登場。

いいだけ私にやらせてやっと登場か?男の風上にもおけねぇ野郎だぜ、とお思いでしょうか・・・。
いえいえ、真実はといいますと昼過ぎまで寝倒し、起きてもダラダラーっとしていた私に痺れを切らし、ちょっと言い合いになり私得意の(最も憎たらしいであろう)捨て台詞
「さっさとやればいいんでしょ、やればっ!」・・・。

と半ば逆切し、私ひとりでやってやるわよ、と外へ出たという経緯があったのだ。
それにしても一人で最後までやるには途方も無く、それはまるでシベリアか北朝鮮で強制労働させられているかのような気持ちになっていたので、あぁ救いの神がやってきたと後光が差して見えた、とでも言っておこう(ほんとは、やっと来たか!であるが)。

すると例のご夫婦がアルミのスコップを貸してくれたし2人工なので、はかどるはかどる。

人のやさしさと協力の大切さ、日々コツコツに勝るものはない、ということが身に染みた一日だった。

0209 気分はアリー
 
朝からスタバのカヘモカ(注:カフェモカ)で、気分はアリー。
正しくは気分だけ、いやその気分だって中身が伴っていないことを自覚済みなのでもしゃぼんだまの如くすぐにパチンと消えてしまいました。

おわり。

会社の近くに一件くらいあってもいいんだけどなー。
スタバとかタリーズとか。
一応オフィス街?ですし。
近くのフレッシュネスは結構人が入ってますよ!是非西11丁目電車どおり近辺に出店してくださいまし。

朝タイムレコーダーのそばにある掲示板を見ると

       告

営業本部長 ○○殿は2月29日をもって退職したします

との張り紙が。
私のタイプミスじゃぁありませんよ。
したします、という新種の丁寧語かよ、と突っ込んだりしましたが・・・いやいや問題はそこではないのですけど。
親睦会費騒動(1227,0119あたりの日記をご覧いただくと経緯が載ってます)のゴタゴタでの一番の被害者なんですが、議事録にちょっと色をつけたのがやりすぎた?(この人は問題の部署会議の座長という立場だったのです)ということもあり、なんとも言い難いのですが。
世間一般の常識からいくとどうみても社長がまともではない。
はっきりいって社長とT子の過剰反応が引き起こした茶番劇としかいいようのない馬鹿騒動が引き金となって、○○さんが退職することになりました。
もう私の下手な文章ではうまく伝えられないし、知らない人が聞いても鬱陶しいだけだと思うのでもうこの件については書きません。

とにかく
「社長とT子は幼稚園からやり直して来い!!」
と言ってやりたい。

0210 マイギャンブル
 
12月から給料もカットされてしまい、当初口では
「節約生活にしなくちゃ」
なんて言ってみたりしていたけれど、1ヶ月経った今別段依然と変わらぬペースで暮らしている。
一年前くらいにヤフオクでDVDを落札したときから払い続けている「本人確認費280円」、何も買いやしないのにただただ払い続けているのってまったくバカらしい。
ならば停止してまた利用するときに再開すればいい話なのだが、それも面倒くさい(この手間を惜しむあたり、私の節約にかける情熱が如何ほどかがおわかりだろう…)。
「ならばオークション使えばいいじゃん!!」
と考えた(ここでも節約どころかむしろ浪費への一歩を踏み出しており当初の方向性を完全に見失っている)。
ここからは私なりのオークションの楽しみ方を少し綴ってみようと思う。
別に裏技なんてものじゃないので達人級の方は「まだまだ青いな」とせせら笑って読み飛ばして下さい。
で、私が最近主に狙っているカテゴリーは「コスメ関係」。
最近だとドラッグストアで買えるものは2割引は当たり前なのだが、うまく使いこなせれば目指す商品がかなり格安で手に入る。
そのためには日頃からこまめにチェックしてなければならないし、同じものでもあってもタイミングで落札額にばらつきも結構ある。
必要にせまられているものだとどうしても気が焦るし、敵の挑発にも乗りやすく諦めが難しくなってしまい、自分が落札できても結構高くなったりしてしまう。
だから、今はまだ必要ないけれど数ヶ月後にこれがあるといいなぁというもの、別に無くても困りはしないけれどこの値段ならあってもいいな、というくらいの余裕の態度でもって目星をつけてゆく。
どうしても欲しいものだと、落札できなかった時にショックとストレスだけが残ってしまい非常にいやな気分に襲われそうなので、そういう事態は最初から避けるためにも「余裕の態度」が重要なのである。
ちょっとでも良いと思ったものはウォッチリストにがんがん登録して終了日まで値段の推移を観察。
そして入札はギリギリまであえてしない。入札することによりだれかの目に留まりやすくなってしまったりするし、無駄に値を釣り上げることに繋がってしまうからだ。
勝負は終了10分前くらいから。
ただし、終了5分前以内に入札があると自動的に終了時刻を延長されてしまうオプションがあったりするので注意。
入札中は一種のギャンブルみたいなもので、体内をアドレナリンが駆け巡り心臓がかなりバクバクしてしまう小心者の私なので、長期戦ともなると身が持たない。
もし相手も自分もその商品を落札したい気迫が同等だった場合時間無制限の真剣勝負になってしまうから疲れてしまうのだ。
その点「無くても困らないけれど、あってもいいかな」程度の思い入れのものならば諦めも簡単についてしまう。
「自動延長はありません」の場合は終了5分以内が勝負時だろう。
もし先に入札している人がいれば、どの程度まで食いついてくるかの出方の探りを入れる。
こっちが入札した途端に挑戦的な態度ですぐさま高値更新してくる場合は、まぁ諦めつつ自分が出しても良いと思った額くらいまで入札を繰り返してみてどこまで上がるかを観て楽しむ。
相手がどこまで出す気があるのかを探りを入れる過程というのもけっこうドキドキもんでなかなか面白い。
入札する額やタイミングなんかで
「あー、この人も結構ケチだな」
とか
「こいつマジだ、敵わねぇや」
と分析して一喜一憂。

また、運が良ければ入札者は終了時刻をど忘れしている場合もある。
ただそんな時も私の他にも狙っている人がいないとは限らない。
最後の最後での一発入札で落札を狙っているのかもしれないからだ。
そういうときは私も終了10秒前くらいに出してもよいなと思う額を入れて勝負に出てみる。
同じ事を考えている人は結構いるもので、終了30秒前に突然入札してくるなんてことがよくある。
いざ終了してみるまでだれが一体落札したのかわからないくらいの攻防戦になったこともあり、これはまさしくギャンブル、博打なのである。
ただし、何百円で争う大変ささやかなものではあるけれど。
私なんかは競馬よりも興奮しますよ。
あれは自分の力ではどうにもならないけれど、オークションは自分のテクニック如何によってどう転がるかわからない側面もあったりするから。
特に「ビギナーズラック」にさえ無縁な私みたいな小物にはちょうどよいギャンブル。
ドキドキ感を楽しんだ上に、お買い得というおまけまでたまについてくる(当初の目的を逸脱している感あり)一石二鳥なギャンブル。
だってスロットなんかで1000円札なんてほんとに
「アッ」
という間に呑み込まれてくじゃないですか。
そのかわりバカ勝ちとかは望めないですけど。
ただ、私レベルにはちょうど良い遊び、ということを言いたかったんです。

そして当初の節約とは真逆の方向、即ち浪費に走ってるのだということも自覚しております…。

0211 あ〜あ〜
 
これ、北の国からのテーマ曲だと思ってください、アーアーアーアーアーアーアーーーー・・・

わりと市街地からわりと農村の町へ移住したお友達一家がいまして、そのお宅へはじめてお邪魔してきました。
大学の友達なんですが、彼女はご両親と3人で新築の家で暮らしてます。
北欧風のシンプルなつくりが、周囲の環境にしっくりと馴染んでる素敵なおうちでした。
夜は星空がとってもきれいだそうです。

そんなお宅にお招きいただき、同じ大学の建築コース仲間が総勢7名が集いのんびりと休日の午後をすごしたのでありました。

どっちかってーと沼の底でゆらゆらとしてるようなローテンションで日々過ごしている私としては、同業の友達と会うこと自体がここ最近はあまり気もすすまず、集いがあっても(先約などちゃんと行けない理由があったにしろ)断りがちでした。
でも会ってしまえばそんなこともどちらかと言えば杞憂に過ぎなかった。
なにが気の進まない理由かというと、何度か日記で触れているとは思うけれど仕事・結婚、このあたりの話題を自分に振られるのがあんまり好きじゃないからです。
でもこの2つを除いたら他に私に何を聞けっていうんだ?とか突っ込まれそうだけれど。
実際そうかもしれないけれど、今というかしばらくは私のことはほっといてくれ、っていうかそっとして下さい、みたいな。
だって、そんなみんなが喜ぶような面白い話はないしさ、むしろ仕事のこと話し出したら、会社の哀れさに同情されるか、私が甘ちゃんだってことの露呈になるかのどっちかだと思うし。
みんなの話を「そうかそうか」いいながら聞いてるほうがよっぽど楽しい。
「そうかそうか」よりも「いやー、みんな私なんかよりずっとずっと頑張ってるな、それにヒキカエ私って・・・」みたいな自己嫌悪に陥るのが怖くてみんなに会うのを避けようとしていたのだろう。

「○○ちゃんは結婚とかさー・・・」
と会えば決まって聞いてくる男友達がいて今回もまた例外なく同じ話を振ってきたのでした。
「はいはいはい」
って適当にかわす術をもってればいいんだけれどあいにく私はそういうのが苦手。
「結婚すればいいのに」みたいに言われるとなんか無性に腹が立ってくるのよ。

長い付き合いなのにまだなの、ねぇなんで、そういう人じゃないって思うから、そういう話にならないの、ねえねえなんでーetc.

あーもう鬱陶しい、ほっといてくれってー、なんてムカムカ来てしまう。
私なんかは、結婚した先のことをあれこれ考えちゃう方だから。
生活がガラッと変わるのはやっぱりどっちかっていうと女性のほうだよ、よくもそんな簡単に言ってくれるな、とか思ってしまう。
男の人だって家族を養うっていう大きな責任がついてくるのだからお互い様だ、いやそれ以上に大変だよと逆に怒られるかな。
私は「結婚したらこんなところがいいよね」という憧れや期待よりも、「結婚したらこうしなければならない」というような重圧や心配ばかりが頭をよぎり、大変だ大変だと妄想してしまう。
それを考えるとまだもうちょっとモラトリアムでいたい、となるわけです。
そのもうちょっとがどれ程なら気が済むのかは自分でもわからない(苦笑)。
ここまでのことを説明することを考えるとなんだか面倒くさいなぁ、と感じてしまうし、言ったところで論点をすり替えられそうだなとか考えてしまう。
あたまでっかちの気難し屋なんでしょうね、私は。

あぁ話が横道にそれてしまったけれど、子供連れ(現在9ヶ月)で来てた子がひとりいて。
私の友人は婚期の遅い人ばかりで(自分のこと棚上げ)、唯一のママさんなんですね。
その子がもう可愛くてかわいくて、本当にカワイイの。お世辞じゃなくまーじーで。
あぁこんな子なら欲しいわ、とさっきまであれだけ結婚についてもう暫くいいと語った私も思っちゃうくらいのお子なんです。
人見知りもあまりしないし大人しい子だから尚更めんこい。
この触れ合いで私はかなーり癒されてしまい、今日は来てほんとに良かったな、と思ったわけです。

帰りは休日出勤してから自分の車でひとり遅れて来たRちゃんの車にのせてもらったんですが、時間も遅かったし途中で降ろしてもらって地下鉄で帰ろうと思ってたんですね。
それが、
「お風呂入って帰りたいね」
って彼女が突然言いだして。
それは私も入りたいけれど今日働いてきてその上今週土日も休み無いっていうあなたが大変じゃないの?と心配になるわたしをよそに
「いいよいいよ、それに家まで送ってってあげるよ」
と言うんです。そんなの悪いし無理しなくていいんだよー、と言うと彼女かるーく
「何言ってんの、友達じゃーーん」
と。
何の気なしに言った一言かもしれないのだけれど、それがすっごくうれしかった。
ちょっと彼女はマイペースすぎるところがあり正直言って持て余してしまうことが何度と無くあったんだけれど、そんな風に感じていた自分をちょっと恥ずかしく思いもした。

自分のことで精一杯、人の心配するくらいならまず自分のほう先に心配した方が?人に何かを分け与える余裕が今は無い、などといつもいつも考えてしまっている私。
でもこの間の雪掻きの時の近所のおばさん、そして今日の友達の言葉、休日に我が家に呼んでおもてなしをしてくれた友人一家・・・人のやさしさにふれるとあぁ自分はなんて愚かなんだろうと気づかされる。
今は無理でもそんな風に周りを気遣ってあげられる人になりたい、ならなくちゃと思った。

0212 最近思うこと
 
私の日常的な楽しみといえば、いろんな方のウェブ日記を見ることだなぁ、とまず一番に思い浮ぶ。
顔も姿も知らない人の日常、それもリアルで近くにいる人でさえ知らないようなこと、普段明かさないような心の内などが綴られていたりする日記。
笑いや和みをひととき与えてくれるような雑記。
私の知らない世界を様々な人が様々な言葉で語っている場がすぐに手に入る。
私にとってネットは、テレビのように時間にとらわれず、自分の好きなときに好きなだけ没頭できるから魅力的であると同時に依存しすぎてすごく危険なものでもある。

で、お気に入りの日記を読むたびに自分の愚鈍さを思い知ることにもなる・・・。
考えを文字に起こす時に丁度良い言葉が出てこず、
「うわわわ、こんなときなんて言葉使うんだったろう」
とモヤモヤイライラすることがしょっちゅうだ。
脳細胞の老化のせいなのか自分のもともとの国語力の無さのためなのか、いやそうか、両方なんだな。

今思えば私の場合5教科の中で一番勉強しなかったのって国語だし。
作文を書く時間ってのが一番キライだった。
それなのに毎日日記を書きつづけることになるとは自分でも思いもしなかった。
こんな世界(インターネットが存在する時代)になるんだったらもうちょっとマジメに国語を勉強、というかもっと本を読んでおくんだったなぁ。

0213 人それぞれ
 
この世には星の数ほど人がいて、また星の数ほど悩みというものもあるだろう。
時として、
「それが悩みなの?えーっ!」
と他人からは到底悩みの範疇にさえ入らなくみえることや、そんなことで悩むのもシアワセなことだよ、なんて逆に羨ましがられたりするようなこともあるだろう。
最近私が聞いた悩みネタを2つご紹介。

ひとつめ。
水曜の新居お披露目会にて。
7人中男子が3人。そのうちのひとりが、刻一刻と近づいてくる
「Xデー」
とやらを恐れて、どうしようかと最近悩んでいるらしかった。
ほんとにXデー呼ばわりしていたんだけれど、それはいつの日かというと2/14のことらしい。
ある女の子に好意を寄せられているみたなんだけれど、自分にはその子をそういう対象として見られないからどうやって断ったらいいだろうか・・・と。
モテナイ男子が聞いたなら
「オメェ、ふざけんなよー(涙)」
なんて罵声が飛んでくるかもしれない。
どうやって断れば相手を傷つけずに済むだろうか、と頭を悩ませているらしい。
彼はパッと見体格もよく、アウトドアをこよなく愛す男気溢れる好青年である。
でも人にさりげない気遣いができるやさしい人でもあります。あぁ、ステキ。
やさしい故「傷つけずに」とか考えてしまうらしく・・・。
はっきり言わずになんとなくその気はないよー、冗談だよねぇ、とうまくはぐらかせないだろうかと周りの男共と思案をめぐらせているらしい。
でもそれってどうなの?それであっさり諦めてくれればハイオワリでいいかもしれないけれど、
「あら、嫌われてはいないんだ、まだ見込みある?ガンバロー!!」
なんてさらにアタックされたりしたらその方が大変では?
そんな風にヘンに気を持たせる方がかわいそうじゃないのかしら、その気がないならキッパリ言ってやれよー、と私なんかは思うんですけれどね。
まぁ、他人のことだと客観的に見られるからそんな風に言ったりもできるんだけれど。
その場にいた他の女子も私と同意見でした。
さてそのXデーとやらは訪れるのだろうか。

ふたつめ。
会社の総務にとーっても美人なお姉さまがいます。
目はパッチリで鼻もスーッと整っていて誰が見ても
「おおっ」
と思ってしまうような整った顔立ち。
今でこうなら若い頃はどれだけ綺麗だったのだろうか、と私なんかはオヤジ的妄想してしまうくらい(私より年齢は一回り以上離れてるんです!!)。
一重瞼で、鼻筋も気に入らないし、フェイスラインも嫌い・・・とあげていくとキリがない私にとって羨望の対象である。

「ほんとYさんの鼻っていい鼻してますよねぇ」
なんて言うと
「あらー、これね、結構お金かかってんのよー(勿論ウソ)。あっそろそろまた直しにいかなくちゃー、アハハ」
なんていつも笑いのネタにするのが定番になっていた。
ところが今日はそこから意外な方向へと話が進んだ。
「でもねー、鏡で自分の顔見てさ『くどっ』って思うこと良くあるよー。」
私は濃い顔の造りが基本的に羨ましい部類の人間だから
「えぇーそうなんですか?」
とびっくりせずには居られない感じで。
非の打ち所のないような顔立ちだと思っていただけに余計に意外だったのです。
もうちょっと親しみを持たれるような顔になりたかったって。
その顔のせいで若い頃はただ黙っていても
「なぁに、あの人ツンツンしちゃってさぁ」
とお高く止まっていると勝手に思われることがよくあったそうで。そのたびに
「私の性格知らないくせに何ナノよ、キーッ」
と腹が立って仕方無かったと言うんです。
あらあら、大抵の人から見れば羨ましいのに本人にとっては悩みだったのかと。
私はもっとメリハリのある顔が良かったわ、っていうタイプだからまったく逆のお悩みだったわけです。
自分の顔が嫌いだからって整形する人はゴマンといるだろうけれど、わざと
「ブスにしてくださいっ!!」
なんて目的で整形に行く人なんて、ドラマの中の話か、逃亡犯くらいだろうさ。
だからそのYさんは、黙っていて勘違いされるのなら、そうじゃないってことを知ってもらおうと、自分から努めたそうです。
このことからまた、
「美人は性格が悪い」
という定説も崩れるな、なんて考えたりして・・・。

私も顔のタイプはYさんとは違っても、第一印象はなんだか恐そう、冷たそう、マジメそう、っていう親しみの湧かないような外見らしく、それがちょっと悩みだったことも昔はあった。
しかも他人に心を開くまでに結構時間のかかるタイプだから尚更
「あれ、ホントはこういう人だったの?」
と気づいてもらえるまで時間がかかったりしたものだ。
最近は見知った人とばかりの付き合いだからそういう状況になることがあまりない。
久しぶりにそうなった時に、今ならどんな印象を他人に与えるんだろう・・・。

0214 本性みたり。
 
世はバレンタインデーらすぃけれど、私オヤジOLはどこ吹く風でした。
まず、私の彼はチョコレートが好きではありません。
「チョコレート欲しい?」
と聞くとしますよね。チョまで言ったあたりで
「いらねー」
って答えが返ってきます。そんなんだし、だからってクッキーだの他のプレゼントなんてものもしません。
お菓子屋の陰謀にまんまと乗るわけにはイカン、なんてもっともらしい言い訳でもつけときましょうか(ただ単に面倒、プ〜)。
会社でも、義理のやり取りなど皆無なので、あ〜買わなきゃなんて悩むことは皆無。

ということで、いつもと変わらぬ土曜日を迎えたわけです、朝の出勤時間がいつもより1時間早いということを除いては・・・。
又くっだらない部署会議が朝のこっ早くから開かれ・・・今日の私のテーマは
「私は貝になりたい」(あれ、使い方が違う?)
貝の如くダンマリを決め込む作戦。
成功も失敗もない作戦だが、今日はただひたすら聞く側に徹した。
そして今日ひとつ明らかになったことがあった。

専務(社長の息子)が新座長になり初めての会議(前座長のTさんは今月一杯で会社を去る)で、「何か意見は無いか?」という呼びかけに、会社で一番身を粉にして働いていて、心身共に崖っぷちギリギリのラインにいるYさんが話し出した。
新年から始まった社内機構改革(設計部4部を1部に統合)によって現状に一石はきちんと投じられるのか?というものだった。
4部長制のせいで人の取り合いが起き、仕事配分の調整がうまくいかないのではないか、一人の統括部長が采配を振るえば解消されるのでは?(掻い摘むとまあ、こんな感じ)という期待の元に(なのか、ただ単に社員の肩書きを変えて何かやり遂げた気になってるのかは知らないが)ちょっとした動きがあったのだ。
で、実際はどうなのか、今のところは以前と変わらないけれど、これから徐々に変わっていくのか否か、という質問。

これを聞いた座長、Yさんが会社のことを非常に心配しているが為の発言と思い込み慰みのようなことをいい出したのだ。
その中に聞き捨てならないことが含まれていた。
「あるときから、仕事の落札価格を考えると100%のクオリティを仕事の出来に求めていては採算が合わないから、70%の完成度で、つまり満点ではなく合格平均点の仕事でやっていくということになっていたんだよ、実は。だから技術屋として100%を追求したい気持ちもわかるけれどひとつに懸ける力を70%にして・・・会社(安い落札価格じゃないと仕事さえ取れない)側の辛さも少しわかってほしい、だからそういうことで(7割の出来でいいんだから)頑張って欲しい」
というようなことを語りだしたのだ。
こんな話初めて聞いたし、なに、会社の方針は質なんてどうでもよくて、数こなして金を少しでも稼ごうぜ、ってことだけなのか・・・。
会社の方向性がいつもわからないなぁと思っていたけれど、今日やっとわかった気がした、多分何もないと気づいてはいたが。

で、ここまでの専務の話を聞いていて、なんだか腑に落ちない気分の私。
何年も疲労困憊がつづいているYさんはそういう意味で果たして発言したんだろうかと。
するとYさんが
「あの、私はそこまで会社のためだとか考えてはいなくて、ただ自分の身が持たないところまで来ているから、これから会社がよくなる見込みがあるのかどうなのかというのを知りたいという気持ちだけなんです」
というようなことを言い出した。
やっぱりそうか。
思わぬほうへ話が進み、ペラペラと7割の力で!などと口を滑らせた専務の発言は的外れで失敗だったんじゃないのかしら、と思った。
こんな話を聞いて、やる気になる人はいないと思われ。
むしろ「上が認めてるんなら・・・じゃぁ今より手を抜いてやらせてもらっていいんだー」的発想に傾く可能性のほうが高いんではと。

みんなのこと心配してるんだぜ、君らの気持ちも俺はわかってるんだぜ、ってポーズが見え隠れする回答。
うまく答えているつもりだろうが、ますます社員のやる気をなくすか、相手にされなくなるかのような気がする。
さて来月はどんな風に口を滑らせてくれるのか・・・。

0215 鬼○メ
 
従順な妻とは程遠く、例えるならそう野村サッチー?のような凶暴さ。
ナーイフみたいにとがってはぁぁ、さーわるものみなっ傷けるのだ、私の足の親指のツメは!!

はい、くっだらなくてすみません。
ここ1週間で2度も、朝会社に着き靴を履き替えようと脱いだ瞬間に、あらまぁ、こんにちわ親指さん・・・って感じでタイツに穴が開いてました。
これは私が出尻と共に受け継いでしまった父親譲りのツメの格好のせいだ。
足の親指が天へと反り返るような上向形をしている。
右の足に到っては、人差し指より親指の方が長い「エジプト型」タイプのため、より凶暴性が高い(靴のサイズも右は24.5、左は24.0がしっくり来るので迷いどころである・・・)。
それはもう百害あって一理無し。
小学生くらいの動きの激しい頃までは特に、靴下はまず爪先から穴が開いてしまったものだ。
靴下どころか靴だって、布製の運動靴ならば親指のあたりの縫い目がほころびてしまうこともあった。
そんな懐かしい日々を思い出させるような親指の飛び出た間抜けな爪先。
会社では爪先の開いたサンダルを履いているからそのままでは丸見えだ。
ふくらはぎに大きく伝線したとかならば諦めてコンビニで間に合わせを買ってくるが、なんだかどうでもよい欲しくも無いものを買うのもばからしい。
そこで私は前後を逆に履き直してみた・・・アーラ不思議なことに穴が一瞬のうちに消えたわ、ってことでめでたくこの難局を乗り切ることにする。
でも、

誰にも知られないうちに穴が開いているのを発見→こそこそと前後逆に履く→何も無かった風に一日過ごす

というのはあまりにも淋しく空しく、また卑怯?な感じがするのでここは潔くネタをばらし(女子限定)、笑いをとることにより一日のスタートにささやかな彩りを添えてみた。
こんなことでは脱オヤジは到底無理である。

0216 春の日差し
 
近頃仕事中に窓の外の日差しの明るさに驚くことがある。
忘れていた春、夏の日の明度の高い光。
冬の日本海じゃぁないけれど、ここ数ヶ月は鉛色の空(実際そうじゃなかったかもしれないけれど)の印象しかなかったからとても新鮮だ。
何かいいことがあったわけでなくてもちょっと希望がわいてくるようなウキウキした気分にそれだけでなってしまうから不思議。
やっぱり、住んでる場所、環境によって心はある程度左右されるんじゃないかと思う。
北国に住む人のほうが季節性の鬱にかかりやすい、とかっていう統計なんてあるのかしら?

最近朝も起きられるようになってきたし、春っていいなぁ。
(花粉症の皆様には辛い季節ですが・・・)

0217 シンデレラガール
 
シンデレラガール、この響きからあなたは何を想像しますか?

沢口靖子?
いえいえ、これはわたしのこと。
今日私の中で自分の愛称としてひらめいてしまったのれす。フフン。

最近仕事が追い込みに入っていて、
「急ぎの仕事がない日は8,9時には帰れ」命令もいずこ、どこ吹く風の勢いでまた残業しているのでございます。
S先輩も最近ヘルプに入ってくれているため、私同様ここ何日かは帰りが遅いのですが、2人でぺたろう(社内の仲良しでメッセージを送受信しあっているソフト名)を使って

「ちょっとー、今日何時までやるー」
「えー、私あした用事あるんで、今日はもうちょっとやってきまぁす、全然進んでないしー」
「いやー、私もさっぱり進まんわー」

なんて具合に呟きあいながら、静かな社内でそれぞれのモニターに向かって孤独な作業を続けるのだ。

「あぁ、疲れた・・・そろそろメガネ装着するかな」
「どうせだから、タクって帰りましょうよー」(この時既に23時過ぎ)
「そうだね、明日は6時で帰るぞー、だからもうちょっとがんばろー」
(と、ここで何気なく私ヒラメク)

「どうせ、私らはシンデレラガールですよ・・・」

あっ、どうせ私の考えることだから大したことじゃないんだけれど。
どうでしょう、これ新すぃ日本語にならないかしら。

0時過ぎのかぼちゃの馬車ならぬタクシー、その中にはドロドロに化粧の剥げた疲れた顔と、浮腫んだ足を引きずる魂の抜けかかったような醜い女が残るのさ、あぁそうさ!!!!!
美しい姫の方ではなく、魔法が解けた後のみすぼらしい方の意味だよっ。
自分で考えておきながら、自分自身を嘲笑ってしまった。
だって、あまりにも馬鹿馬鹿しいけれど的を射ていて。
それでいてちょっぴり楽しくなるような表現。
なんか気に入ったぞ。
よし、これから深夜まで残業する日はこう呼ぶことにしよう。

「今日も深夜残業でタクシー帰りでした。」
よりも
「私ってば今日もシンデレラガール、まったく疲れるワ」
うん、なんか楽しそうでいいな、と一人悦に入ってるおヴァカでーす。
(あ、お前ガールじゃなくてオバ、もしくはオヤジじゃねぇかよという突っ込みは受け付けておりませんのでご了承ください)

0218 牛乳
 
会社の帰りにスーパーへと寄って食料調達。
家でちゃんとご飯を食べることがほとんどないので、買い物篭に入る品物はたかが知れている。
青汁を飲むための牛乳を何気なく手に取る。
カロリーを考えて低脂肪牛乳だ(今日はなんと100円だった、ウキっ)。
家へ着いて冷蔵庫にしまおうと扉を開けてビックリした。

だって、既に牛乳パックが既に2つ入ってるんだもの!!!

なんだか妙にショックだった。
別に大は小を兼ねるじゃないけれど、一生懸命飲めばよいだけの話、なのになんだかモヤモヤと妙な違和感。

冷蔵庫に入ってるものを全部把握しているとは言わないけれど。
いつもは大体残りの量や、まだ飲める日付のものか、などがインプットされてたから。
まったく手付かずの牛乳パックがあったことが予想外でありまた、大きくはない冷蔵庫に牛乳パックが3つも鎮座する様がちょっと不気味というか軽く不快に思ったからなのか、このヘンな感じは。

日々漫然と過ごしている証を不意に突きつけられたのか、早くも老化なのか、はたまた両方?

0219 アミノ式のリズムで!
 
ケンショウエーン、ケンショウエーン、タータキスギ?(×2)
ソンナツヨクタータクカラ・・・

ここ何週間かずーっと、寝床でさあ横になるぞという時に、右の手をついて体重をかけると手首(特に親指側の方)が痛いなぁと思っていた。
よくある寝違えた所為での首や背中の筋がおかしく感じる類のものかな?(手首で寝違えも何もあるまい)なんて思い深く考えもせずやりすごしてきた。
しかしだ、ふと今日仕事中にマジメに考えて
「もも、もしやこれって腱鞘炎じゃないのか」
と閃いた(というより、もっと早く気づけよという感じ)。
さっそく「腱鞘炎」でググってみて、やっぱりそうかもしれないなとやや確信。
一日の半分以上をマウスとキーボードの往復、そして連打を繰り返しているのだから、なってもおかしくはない。
たまに、右腕が痺れることもあったけれど、だからといってどうにかできることではないし、痺れは時間が経てば治っていたし。
タイプする音が大きいほど「仕事をしている」という実感がもてる(周りにもアピールできる?)気がしてついつい高らかにカンカーンッとやってしまうのも原因かもしれない。
これから必要以上に力をいれてキーを叩くのは止めよう。

継続的に痛いのはちょっと異常かもしれない→もしや腱鞘炎なのか→そうに違いない(素人判断ではあるが確信)

と思ってしまうと同時に、常に痛みが気になるから人間って不思議なものだ。

0220 今日の収穫
 
昨夜、道路を挟んで真向かいのアパートでなにやら事件?が起きたらしかった。
白い巨頭をなんとなくつけながらせっせと日記書きやら徘徊やらをしていた私。
外で人の声がしていることにふと気づく。
「もう、ったくウルサイなぁ、何時だと思ってんだ?中入って話せよ、中入って!!」
と思いながら、外を覗いて見たがどこにその声の主がいるのかわからない。
男の声なのだがどうも一人の声しか聞こえてこない。
「なぁ、頼むから開けてくれよ、せっかく来たんだから。なぁあけてくれよサヨエ(?)、なぁ・・・」
と哀願してるような口調。しかし微妙に興奮気味でなんだか怪しいぞ。
一体どんな状況なのか把握しようと、カーテンの隙間からじっと耳をそばだてる。
覗いているのを見つかり
「何見てるんだヨ」
と因縁をつけられたりしたらどうしようなんて心配をしながら。
しかし根っからの野次馬根性を抑えられず様子を窺い続ける。
「わかったよ、おれが警察に行けばいいんだろ、あぁ行くよ」
だったかはっきりと憶えていないのだが、「警察」という単語を男が発した数秒後にパトカーが到着!!
どこからか(向のアパートの玄関は私の窓からは死角のためわかりづらかった)いつの間にか男が現われ「僕が殴りました、傷害罪で逮捕してください、僕がやりましたっ」
と自らパトカーの警官へ近寄り車の中に乗せられてしまった。
展開が早すぎて何がなんだかわからなかったのだが、痴情のもつれで男が女に手を上げたことに端を発した騒動だったようだ。
見知らぬ人の正常ではないやりとりに遭遇するのは気味が悪い。
その後アパート内にいる女に事情聴取をしているからなのか2台のパトカーは約1時間以上ハザードを点滅させながら止まっていた。
結局それ以上のことはわからなかったが、ことのほぼ一部始終を覗いていたため(モノズキな上に粘着質な性格だなぁ、私は)いつの間にやら夜は更けており、それから日記書き上げた上に調子に乗って本まで読んでしまい眠りにつく時間がすっかり押してしまった。

そんな次の日の朝はどうなるか。
週も後半で疲れもどっぷり溜まってきていたことに追い討ちをかけるような夜更かし。
普通に起きられる訳が無い、いや「普通」の人ならば無理やりでも眠い目をこじ開けて会社へと行くだろう。
しかし私という人間はくじけてしまい遅刻という形で出社した。
いつもは見られぬ時間帯の主婦向けローカル番組「朝ビタ」を見ていて思わぬ良情報をゲット!!!
夜更かしの功名か?
(今日の日記で言いたかった収穫ってこれらしいよ、前置きが長すぎるよ、おかしいから)

会社の最寄駅西11丁目近辺には小洒落たお店があまり無いなぁ、と不満に思っていたのだが私が知らないだけだったのか。
フランス雑貨とカフェ、ACAJOE。
ステキなお店っぽい。今度是非行ってみようっと、ウフフ楽しみ・・・。
ピアス買っちゃいそうだな、ケーキおいしそうだな、ジュルル・・・。

0221 どうってことのない土曜日
 
やっとやっと、しぶとく使っていた最後の一枚から卒業(コンタクトレンズ)。
家に在庫が1枚も無いってのはやっぱり不安。
いつ買いに行けるか分からないからメガネ週間を作ってしのいでみたりもしてました。
そんなめがねっこの日の私が会社に着いて鏡にうつる、曇っためがねをかけた自分の顔を見ては(折りしも季節は真冬なので)いつもこれを想像してしまうのでした(その昔、高校の社会科の時間に、南方系と北方系の民族の話になり、北方系顔の例として私の名前が呼ばれたことがあるから裏付けも多少あり)。

半年振りの視力検査で両目とも視力が若干落ちていることが判明。
元々左の方が右よりちょっと悪いのだけれど、左右共同じ度数のをこれまでは使っており、洗浄・装着する時左右はには特に気にせず
「どっちでも同じだしー」
とお気楽でよかった。
けれど、今回は視力も落ちてることだし左の見え方が気にもなっていたので、矯正時の左右のバランスを保つために、左の度数だけを1段階上げてみることに(左右どちらも1度上げる、もしくはどちらも今のところ不便を感じないのなら、前と同じ、という選択肢もあったが)。
そう決めてしまってから
「あっ、手入れの時に左右を間違えないようにしないとならないのか・・・」
と気づきちょっと面倒なことが増えちゃったわーと。
でもこのくらいを面倒なんて言ってたら生きていかれないか。

欲しかったCDを買いにPIVOTに寄ったり、ドラッグストアを徘徊したり、たまにはマシンを使ってあげようかとエスプレッソ用の豆を買ったりと。
気づけば19時に帰宅。
最近こんな風に土曜の午後にプラプラして帰宅したあとは物凄い疲労感に襲われ意識を失うように爆睡してしまう。
ここ何日かで体内時計が狂いまくりだったので余計にぐったりで、今日もまた死んだように眠りに堕ちた。

0222 大変だ・・・という予感
 
夕方昼寝から目覚めると、ストーブがエラー表示をして止まっていた。
近頃は寒さも大分緩み今日なんかは昼間の雪が夜には雨に変わっている始末。
だからストーブを止めていてもちっとも寒さも感じないからいいとして。
何が問題かというと、さてさてスイッチオン!とボタンを押すと

ポンポンポンポンポン

という不吉な音がしたのだ。
ハッっとして玄関脇の灯油タンクの上蓋を開けると、前に見たときには半分くらい残っていることを指し示していたゲージがなんと’0’のところまで行っているではないか・・・。
私としたことが、なんたる。
さすがに0になるまで気づかなかったのはここに住み始めて4年になるが初めてだ。
母に口が酸っぱくなるほど
「タンク空にしたら大変なんだからね!」
と何度も言われ
「わかってるってば」
と生返事をしていた私。
空気が入ってしまうとそれを抜くのに大変なんだから、と一度やらかしたことのある母は力説していた。
寝ている間に止まっていたからどの時点までいってしまっているのかがわからない。
とりあえず灯油を入れに来てもらおうと電話をするも、今日はもう無理らしく明日の朝ということになった。
明日の朝、タンクが空になってしまっていることを告げた後どのような展開が待っているのかを考えると恐ろしい。

ヒィィィィ(ムンクの叫び)

0223 予感の結末
 
(昨日の日記を参照。ストーブ用の灯油タンクが空っぽにしてしまった為、ひょっとして大変な事態ではないかとビクビク。)

いつも灯油を入れに来て貰っている燃料店に、朝の8時半までにお願いしますと頼んだけれど。
入れてもらう前に、タンクの中身全部使い切ったことをまず言わなくては。
それによっては「空気抜きしなければなりませんね」などと言われ、私のこの荒れ果てた城に朝のこっ早くから見知らぬ人が入ってくる可能性も無きにしも非ず。
幸い昨日は日曜でちょっと片付けをしていたから、もう一息頑張ればなんとかなりそうな感じ。
しかし気づけば時計の針は23時をまわっていた。
今日みたいな時間のある日は湯船に浸かりたいな、と片づけを後回しにしてお風呂にはいってみる。
バラの香りで泡々な夢の世界でしばしくつろぐ。
風呂上り、さっぱりしてさあ、片付け続行・・・いや、明日の朝ちょっと早く起きればいいか!
(↑危険度95%の確率で寝坊するということを恐れてはいないらしい。いつだって寝る前の私は明日こそ早起きできると頑なに信じて疑わない、こまったチャンである)

・・・んー、なんだかとくダネの音が聞こえる・・・ってことは8時過ぎてんじゃん!!!
と、コントの如く期待を裏切らない私の行動パターン。
飛び起きて人に見られても良い格好に着替え、ストーブの周りを片付ける。
その途端、下のほうで車の止まる音が。
ホースをもってきた兄さんにあいさつをし、とりあえず始める前にタンクが空だと告げる。
いったいどんな展開が待ち受けているのだろう、下手をすれば会社へは遅刻してしまうかもしれない。

「じゃぁ、ストーブの電源入れてください。ポンポンポンと音が・・・」

あぁ、あぁやっぱりするのか、それでその後どうなるのだ、えっなに?

「するかもしれないんですけど、そうしたら一度消してもう一度点けてみてください」

えっ?それだけ?それでもダメな場合とか全然説明は無く、それで大丈夫だよ、といわんばかりのかるーい説明だ。
とりあえず、ハイと返事をしてそれ以上は聞かずにいた、いや現実から目を背けたいという気持ちもあってそれ以上は恐くて聞けなかった。

しかし、あんなに昨日から気に病んでいたのに何事も起きず。
その後普通にストーブは動いているのであった。
ここまで引っ張っておいて大変つまらない結末です。

私が心配しすぎだったのか、運が良かったのか・・・。
兎にも角にもヘンな出費もなく、暖かい部屋に感謝感謝。

0224 伊予柑・八朔の季節
 
歯磨き粉(粉じゃないけど)を切らし、ここ数日は旅行用のちっちゃなヤツで間に合わせていた。
会社の帰り際にそのことをふと思い出し、最寄駅のスーパーに寄る。

明日が給料日だから、というわけではないが今の私の財布の中には札など一枚も入っておらず、今日日の小学生の方がもっと入ってるのではないかというくらいに、季節は春めいてきたというのにからっかぜの吹いてるかのような、有様だ。
どうせ明日イヤでも銀行行かないとならないのに、わざわざ今日行くのも寒いしさぁ・・・というズボラさ。
それにほら、急に飲みに誘われることもないし・・・などと言い訳するほどに、寂しい雰囲気が漂って参りました。

帰りに地下鉄の中で、これから家で寝る前に何を食べるか?なんておっそろしい話を設計女子チーム3人でしながらいたため、ついつい果物コーナーを物色。
あら、これ八朔ちゃんじゃぁないのよー、と足が止まる。
八朔と伊予柑ならば私は八朔派。
あの酸っぱ味が良い。甘さなら伊予柑の方が上かもしれないが、手にベタベタするのがあまり好きではない・・・あっ、私の嗜好なんてどうでもいいっすね。
「そうか、もうそんな季節なのねー」
なんて感慨にちょっとばかし耽り手に取ろうとしたが、サンキュッパ・・・これは今の私の財布には危険だ。
4個入りは諦め、バラのを1個つつましやかに買うことに。
美味しそうなのを選び、ぱさぱさだったりあまりに酷い味ではありませぬように、と祈りつつ籠に入れる。
歯磨き粉としめて207円であーる。

皮をむきむき恐る恐る一個口に運んでみる・・・なかなかウマイ。嗚呼小さなシアワセ。
明日もまた買ってしまいそう。

0225 どうしてこうなのか・・・
 
今日もぐっすり寝て朝はびっくり飛び起きて、とにかく体を会社に運ぶの最優先!!てな感じで化粧もせず地下鉄に飛び乗る。
さすがに気がひけるので帽子を目深にかぶり、これまた余計にあやすぃ雰囲気なのであるが。
さてさて会社に着いたものの、もうこれは病人か何かのような恐ろしい形相・・・ある程度歳を取った者は最低限の身だしなみとしてメイクをしなければならんな、って思わされる。
・・・のっぺりした顔になぜか左から風速50Mくらいの強風を受けた直後か?ってくらいの寝癖・・・(アァいくらネタが無いからってここまで自虐的なバラシをしていいのだろうか)。
とりあえず寝癖対策として髪は結んでみる(家以外の場で髪を結ぶなんて何年振りのことだろう!)。
パパパッパとメイクをし鏡を覗くと、さっきまでの生気の無い私はどこかへ消えOL風な女がそこにはいた。
こーれーをなぜ家から出る前にできんのじゃ、と自分で自分に呆れる。

「春眠暁を覚えず」
ものすごい眠気には毎日毎日不戦敗なのである。

0226 だるだるdull
 
今週ずうぅっとなのだが、どうにもこうにもだるくてたまらん。
寝不足だけではかたづけられないこの体の重さ。
カラダの周期的な問題でこうなのか、最近の仕事状況のせいで肉体的にキツいのか、精神的にキツいからか・・・。
しかし、近頃遅刻チェックが厳しいのでできるだけ出る杭にはならぬようにと、昨日も書いたが本当に肉体だけでも会社に運ばねば!という気概だけで辛うじて会社に辿り付くという日を繰り返している。
朝起きる時には自分に向かって
「家で寝込むより会社で居眠りしたほうがまだましだ」
と言い聞かせている。とにかく目をつけられると面倒なのだ。
この間は先輩が検診のために朝1,2時間ほど遅れることが何回かあるとそこに目をつけ何の病院なのかと聞かれ、しまいには診断書を出せなどと言って来た。
診断書とるだけでお金がかかるってことをあいつら(社長やT子)は知っているのだろうか。
以前の私なら目をつけられて会社を辞めさせられるならそれで構わないなどと息巻いていたが、近頃はとにかく面倒には関わりあいたくない、その一心だけ。
あの社長の異常な執念というか偏執ぶりに付き合わされるのは御免被りたい。
それに一度出社拒否を自分のなかで許した途端ずるずるとさらにおちていってしまうという自分なりの予感がするからでもある。
昨日同様のノーメイクで仕事を始めるが、プリンターの所へ紙をとりにいくのでさえ億劫。
FAXを入れに立ち上がるのでさえやっと。
なんというこのだるさ・・・。
体温がさっぱり上がって来ず、寒いし動けないしで気休めのリゲインさえ本当に気休めにしかならないようだ。
あまりにどうにもならないので仕事は昼から気合いれてやろう、と考え机に突っ伏する。
会社の勤務時間のことから割と居眠りには寛容だとはいえ気が引けるから、それならばいっそのこと、とロッカーの方へ引っ込みユニクロのひざかけを被り死体のように横になって昼を待つ。

やっと普通どおりにカラダが動き出したのは、午後の2時を過ぎたころだ。
これいつものことだが夜へ向かうほど調子が上がっちゃうのよね。
だから昼間の分働かないと、と思い残業し帰宅が遅くなり、と悪循環、残業スパイラルの罠にはまってゆく。

スロースターターにも程があるぞ、という私の体。
どうにかしてください・・・。
養命酒って効きますか?

0227 オヤジOLすすきのへくりだす、の巻
 
午後8時、会社のビルの地下にある居酒屋でご飯を食べている先輩2人に呼ばれ、Sさん(女の先輩)といっしょに下へ降りてゆく・・・午前10時、Sさんは家路に着き、私は先輩と3人で夜道をすすきのめざして歩く・・・午前3時、タクシーにて帰還。
アハハ、ぜんぜん今日飲みに行くなんて思ってなかったのに気づいたら明日も勿論会社なのに真夜中に帰宅だ。
最初の居酒屋はほぼキムチ鍋目当てである。
だって、2,3人前1100円って激安じゃんねー。
普通の大きな土鍋に白菜、ホタテ、えのき、豚バラ、長ねぎとが入っている。
だしと味噌の風味のするキムチ鍋だから汁もウマイ。
すすきのではお姉ちゃんがいるお店に行った。
会社の人がいきつけの店なので私も1,2回はいったことがあるのだが「あすかちゃん」という女の子がどうやら先輩Wさんのお気に入りらしく、彼女がずーっと相手をしてくれていた。
あんまりそういうお店で飲まないし、知らぬ女の人と話すのはあまり得意じゃない。
酒が進むにつれ普段の私に近づいていったのであるが。
しかし、23才って・・・肌がぷりっぷり。
私のことオトナっぽいと思ったって、そりゃあ年いってるものあったりまえよ、と心の中で思いつつ。
落ち着いてるっていうより、地味なんだよねー、なんて卑屈になったりして。
私なんて私なんて・・・ブツブツあるし最近なんてタルミも気になりだしたのよー、みたいな。
ま、でも意外と楽しかったからたまにはいいか。

そうそう、思い出した。帰る前にチャーハンとラーメン食べて帰ったんだった(期待?を裏切るようだが私は小皿にもらっただけだ)。

先輩達からはアリガタイお言葉も頂き、こんな私のことをちゃんと見てくれて向き合ってくれていることを感じてうれしかった。
あー、私ってほんとに周りの人には恵まれてるんだな。

0228 今週イチバンの目覚☆
 
午前3時に帰宅した翌日(というか正確には当日なのだが)の目覚めが今週のなかでイチバンよかったってどういうことよ?
でも大概外で遅くまで飲んだ次の朝って睡眠時間が足りなくてもよく眠った気分になっていて目覚めもいいんですよね、私の場合(ただ飲みすぎて天井が廻る時は例外)。
やけに気力も漲ってるし、なんだこりゃーと自分でもなんか訳がわからないけど、まぁ調子がいいってことは良いことだと仕事をする。

本日付でTさん(年齢は私の母と同じ)が退職する。
親睦会費の件で矢面に立たされ喧喧諤諤チャンチャンバラバラの末降格させられた。
相当社長に屈辱的な苛めを受けたのだから、退職した方が本人的にもスッキリで良かったんではないか、と私は思っている。
会社では退職者が出る場合、最後の日に社員一同が集められ皆の前で挨拶がある(普通そうだよね・・・)。
しかし今回に限っては何事も、あぁ本当に会社的には何もなく定時の11時半を迎えたのだった。
恐らく社長から一切何もするなよとのお達しが役員には出ていたのだろう。
本当に呆れ返ってしまう、精神年齢は何歳なんだか、幼児帰りかよ(社長の名前は「ようじ」(笑))。
女子有志一同からお花をあげたのだが、これだけでもしてあげられて本当に良かった。

午後からは大通を一人でぷらぷら。
年末ジャンボを換金、蕎麦屋でひとりで天ザルを食べ、定期券その他諸々を買い帰宅。
最近のパターンの如くどっと一週間の疲れがでてまたおかしい時間に爆睡してしまった。
そして夜中に起きだし栄養をつけるためにと、豚汁を作る。
これどうすんの、っていうくらい大量の豚汁ができあがった。

0229 長いような短いような長いような日曜日
 
午前5時、豚汁を作り終わり味見をしてから就寝。
午前8時半、おもむろに起きだし納豆ご飯と豚汁で朝食、食べ終わるや否やもう一度布団の中へ・・・。
正午、本気で起床。いったいどこから手をつけたらいいのやら、と途方に暮れ、ネットで
「部屋 上手に 片付ける」
なんてキーワードで検索。
やっぱりモノを捨てろ、これに尽きるらしい・・・。
洗濯、洗濯、洗濯、掃除機、整頓、掃除機・・・と動きつつ合間に日記書き。
19時には出かける予定なのでよくよく考えるとあまり時間がないことに気づく。
暇すぎてこまっちゃうー、くらいの状況になってみたいものだ。
埃まみれになった体をシャワーで流し、ベルギーワッフルを焼く・・・。
友人宅訪問の際にデザートになるかなーっと。
ホットケーキやなんかでもそうなんだけど、すぐ焦がしてしまうんです、私。
気をつけてるつもりが、ちょっと待ってる間に○○を・・・とか気移りし、焦げ臭いにおいで気づくっていう馬鹿。
今日は他人に食べさせるものだからこれでもかーっていうくらいに気をつけた。
そのワッフルを持っていそいそとおでかけ。
今日初めての外出だー、よっ、ヒキコモリー!!!
(平日家にいる時間が少ないから家で過ごしただけでも私にとっては大変有意義なのだ)

Kちゃんが作ってくれたパスタやガーリックトーストを頂き、デザートはワッフル・・・どれもウマかったのだがはたときづけば全部麦粉じゃないか、炭水化物じゃないか・・・。
しかも、滅多に無いこと、それも他所のおうちなのにウーロン茶の入ったグラスをひっかけて倒してしまう私・・・、ゴメンヨー・・・。

そんなこんなで平和な日曜日が過ごせました。